*
注意書き
・コナン夢
・銀翼の奇術師のネタバレあり
・救済描写はないが生存してるキャラあり
・時系列はめちゃくちゃ
・急に始まる
・急に終わる
・誤字脱字、誤用、矛盾などあるかも
・ツッコミどころがあってもスルーで
・なんでも許せる人向け
誹謗中傷、クレームはご遠慮ください。
駄目だと思ったらブラウザバック、
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よろしければ→
*
吾輩は転生者である。
前世の名前……は、ここでは関係ないので割愛するとして。
今世の名前はYURIという。
ちなみにこれは本名ではなく芸名だ。
どこで生まれたのかといえば東京と神奈川の境目。
家庭環境はいろいろあって一時期機能不全に陥ったものの、周りの人たちの支えがあってなんとか持ち直した。
その後私は高校の文化祭で劇の主演を務めたことをきっかけに今の事務所からスカウトを受け、在学中に芸能界デビュー。
現在も女優として前線で活動している。
──さて、そんな私は現在、目の前の光景に絶句していた。
「ねえねえ蘭、あそこにいるのって女優のYURIじゃない!?」
「本当だ……眼鏡で顔は隠れてるけど……」
「何ィ!?YURIだとォ!?」
「ちょっとお父さん声が大きい!」
「すごーい!本物のYURIちゃんだあ!歩美、大ファンなの!」
「誰だよYURIって?」
「知らないんですか元太くん!高校在学中に女優デビューを果たし、その美貌と演技力で数々の賞を総ナメにしている、藤峰有希子の再来と言われる伝説の女優ですよ!」
「まあ、小嶋くんが知らなくても無理はないわ……彼女、しばらく海外の舞台に出ていて、日本に帰ってきたのは最近みたいだから……」
「まさかこんなことろで出会すとはのう」
「いや〜さすがはYURIすゎんだ!!変装していても隠せないお美しさ!!どれ、ちょっとご挨拶を……♡」
「ちょっとお父さん!」
昨日まで、汐留にある劇場・宇宙(そら)で公演されていた舞台『ジョゼフィーヌ』。
その[[emphasismark:主演の一人 > ・]]である牧樹里さんから大沼の別荘での打ち上げに招待され、函館行きの便に乗るため羽田空港へと向かえば集合場所に打ち上げに参加する役者たちと一緒に見覚えのある集団が騒いでいて。
「ねえねえ、お姉さぁん」
その集団からそろそろと抜け出して私に声をかけてきた、見覚えのある眼鏡の小学生。
コナンくんだ。
どこからどう見てもコナンくんである。
どうやら私はあの『名探偵コナン』の世界に転生していたらしい。
そういえばこの世界、めちゃくちゃ殺人事件が起こるんだよな……この前も事務所の後輩の家で後輩の元カレが刺されて死んでいたって聞いてドン引きしたっけ……まああれ結局自殺だったらしいけど……。
おっといけない、あんまり黙り込んでいると不自然に思われてしまう。
「なあに?」
その場にしゃがみ込んでコナンくんと目線を合わせ、動揺を悟られないように気をつけてにっこり微笑むと、コナンくんがぽっと頬を赤らめる。
多分だけど心の中で「ずっげー美人……」とか思っているんだろうな。
気持ちはわかる、今世の私ってめちゃくちゃ美人だもんね。
至近距離で微笑まれたら見惚れちゃうよね。
まあ私は前世の自分の顔も好きだったけど。
「あ、うん、えっと……お姉さん、女優のYURIさんだよね?どうしてここにいるの?」
「『ジョゼフィーヌ』の打ち上げで樹里さんの別荘に行くためよ。ここにいるってことは君たちも招待されたんでしょう?」
今回の舞台の目玉の一つであった、樹里さんの持つスターサファイア。
それを狙った怪盗キッドから予告状が届いたことで樹里さんが探偵に相談したこと、昨日千秋楽でスターサファイアを死守してくれたらしいその探偵が子供たちと一緒に打ち上げに参加することは樹里さんのマネージャーの真佐代さんから聞いていた。
おそらく樹里さんが相談した探偵というのが毛利小五郎で、彼がコナンくんたちを連れてきたのだろう。
主人公にヒロインに毛利探偵に鈴木財閥の子に少年探偵団に博士に……『名探偵コナン』にそれほど詳しくなかった私でもわかるようなキャラクターが勢ぞろいしていた。
「YURIさんも打ち上げに参加するの?」
「ええ。ちょうど今日明日のスケジュールが空いていたし……それに一応私も主演だから、打ち上げには参加しないとね」
「えっ?『ジョゼフィーヌ』の主演って樹里さんじゃ……それにYURIさん、昨日舞台に出てなかったよね?」
「ああ。今回の舞台、ジョゼフィーヌ役だけ私と樹里さんのダブルキャストなの。だから昨日は出ていないわ」
「ダブルキャスト?」
「一つの役を二人の役者が分担して、公演日やステージごとに交代で演じる配役システムのこと。私がジョゼフィーヌを演じる公演は一昨日で終わりだったのよ。本当は千秋楽のカーテンコールも出たかったんだけど、撮影があって行けなくて……」
「へー……それなのに打ち上げに呼ばれたってことは、樹里さんと仲いいんだ?」
「あー……」
コナンくんの質問に思わず口ごもった。
はっきり言ってしまえば、私と樹里さんの仲はめちゃくちゃ悪い。
正確には仲がめちゃくちゃ悪いっていうか、私が樹里さんからめちゃくちゃ嫌われているだけなんだけど。
「仲良くできたらいいな、とは思ってるよ」
「仲悪いの?」
「悪いっていうか……ダブルキャストは同じ役を演じる分どうしても比較されるから……相手をライバル視しちゃう人も、ね?樹里さんはプライドも高いし……」
言葉を濁して苦笑いすればさすがにその意図が伝わったのか、コナンくんから「ハハ……」と乾いた笑いが漏れる。
あまり子供に聞かせる話じゃなかったかな。
コナンくんは中身高校生だしいいかと思ったけど、高校生も子供だもんな。
芸能人同士のごたごたとか聞きたくないか。
適当なところで話を切り上げ、立ち上がってコナンくんの手を取り「行こ?みんなのこと紹介してくれる?」と微笑むと、コナンくんは再び頬を赤らめた。
「おはようございます、みなさん」
今は十八時前なのでまったくおはやくはないが、芸能人らしく「おはようございます」で挨拶をする。
どうして芸能界の挨拶って、夕方でも夜でも「おはようございます」なんだろうね。
「おー、YURIちゃん。一昨日ぶりだな」
「樹里が誘ったって話、本当だったのね」
「え!?樹里が誘った!?」
「あはは……」
私が樹里さんに誘われたと聞いて成沢さんが大げさなほど驚く。
やはり客観的に見て、樹里さんが打ち上げに私を招待するのはおかしいと思うのだろう。
本当に何を考えて私のこと誘ったんだろうねあの人。
牧さんの友人である天子さんも何も知らないみたいだし……。
伴さんの「ま、気をつけろよ」という言葉に苦笑いしていると、真佐代さんが声をかけてきた。
「すいませんYURIさん、ご紹介を……こちら、名探偵の毛利小五郎さんです。昨日の舞台で怪盗キッドからスターサファイアを死守してくださって、打ち上げにも参加していただくことに……」
「いや〜どうもどうも!私、名探偵の!毛利小五郎と申します!さすがは女優さん、本物はテレビで見るよりお美しいっすなあ〜!」
真佐代さんの紹介を遮って前に出た毛利さんが鼻の下を伸ばしながら挨拶をする。
なんでも後輩の家で元カレが死んでいた事件を解決してくれたのは毛利さんなんだとか。
ということは、解決したのはコナンくんか。
「もう、お父さんってば!父がすいません!はじめまして、娘の蘭です!」
そんな毛利さんのことを叱りつつヒロイン……蘭ちゃんが自己紹介をする。
耳に心地いい、安心できる優しい声だった。
が。
(私、蘭ちゃんとは初対面じゃなくない?)
私の記憶が正しければ、彼女とは去年会っているはずだ。
私がブロードウェイで人気のミュージカルに出たときにシャロンや有希子さん、それから有希子さんの息子さんと一緒に楽屋に挨拶に来てくれて……、
──いや、ちょっと待て。
(あの息子さん、工藤新一では???)
そういえば有希子さんって結婚したから今の苗字工藤だわ……藤峰有希子だった頃の印象が強すぎて全然気付かなかった……。
それにしても、いったいどうして蘭ちゃんはこんな初対面みたいな態度なんだろう。
工藤新一であることを明かせないコナンくんが初対面のフリをするのはわかる。
だけど蘭ちゃんは私と会ったことを隠す必要なんてないはずなのに。
(……まさか、本当に忘れているとか?)
いや嘘でしょ、あれだけいろいろあった舞台をたった一年で忘れるとかある?
いやでも、蘭ちゃんはヒロインだし私なんかとは比にならないくらい事件に巻き込まれているだろうからいちいち覚えていられないのかもしれない。
「はじめまして、YURIです」
何にせよこの場で「初対面じゃないですよ」とか言うのも角が立つので、とりあえず適当に話を合わせることにした。
そしてどうやらこれが正解だったらしい。
蘭ちゃんが挨拶してからずっとそわそわしていたコナンくんが、ほっとした顔をした。
そこからコナンくんの紹介で園子ちゃん、歩美ちゃん、光彦くん、元太くん、哀ちゃん、博士と挨拶を交わし、最後にコナンくん自身からも改めて自己紹介を受ける。
私はコナンくんがコナンくんだと知っていたから気にしてなかったけど、言われてみれば確かに君名乗ってなかったもんね。
そのすぐ近くで時間になってもなかなか集合場所に現れない樹里さんを気にする伴さんと天子さんに、真佐代さんが申し訳なさそうに「すいません……今、なつきさんにメイクしてもらっているんです。駐車場の車の中で」と伝えていた。
そういえばこの人も樹里さんによく睨まれていたっけ。
いや、あれは睨まれていたというか怒られていたに近いか……「気が利かなくて苛つく」みたいな感じだった気がする。
見たところ真佐代さんはマネージャーとしての仕事はきちんとこなしているみたいだし、樹里さんが言うほど無能な人だとは思わないけれど……まあ、彼女のそばにはなつきさんがいるからなあ。
ヘアメイクのなつきさんがマネージャー並みに気が利く分、つい比較して苛ついてしまうのだろう。
とはいえなつきさんはなつきさんでその気が利く性質のせいで樹里さんから重宝がられて付き人の真似をさせられているわけだから、どちらがいいとは言えないけど。
ちなみに私は私のマネージャーとも専属ヘアメイクとも仲は良好である、えっへん。
「ハ~イ!お待たせ、みなさん!」
そのとき、遅れてきた樹里さんが到着した。
後ろにはなつきさんも控えている。
サングラスを外して胸ポケットに引っかけ、一同を見回す樹里さんは、私を見て一瞬鋭く睨みつけてきたが、毛利さんたちの前だからかすぐにそれを引っ込めた。
そんなに嫌いなら呼ばなきゃいいのに。
断ったら断ったでめんどくさそうだったから来たけれど、やっぱり来ないほうがよかったかもしれない。
「全員揃ってるみたいね」
「いや、まだ新庄君が来ていないぞ」
満足げな樹里さんの言葉に伴さんが返す。
すると、真佐代さんが「あ……」と思い出したようにおそるおそる口を開いた。
「新庄さんなら、体調が悪いのでキャンセルすると……今朝、電話があったんです」
「あら、そうなの……残念ね?樹里」
「え?何が?」
「ううん、別に」
そう言って天子さんが含みのある視線を成沢さんに向け、その視線に気付いた成沢さんは面白くなさそうに顔を背ける。
それを見た伴さんはニヤニヤと笑っていた。
(うーん、空気悪!)
そういえば人間関係ぐっちゃぐちゃだったんだよなこの舞台、主に樹里さん周りの。
新庄さんはいわゆるイケメン俳優というやつで、公表しているわけではないが樹里さんと付き合っているらしい。
彼女の元夫である成沢さんからしてみれば、面白くはないだろう。
未だに樹里さんに未練たらたらのようだし。
でも正直新庄さんが来ないのは助かったな。
あの人馴れ馴れしく絡んでくるし、絡まれたあと樹里さんが死ぬほど不機嫌になって一層当たりがきつくなるので。
まったく、めんどくさいことにいちいち私を巻き込まないでほしい。
「あのー、他の役者さんたちは来ないんですか?」
「当たり前じゃないの。端役の連中なんか、呼んだって何のメリットも無いでしょ?」
空気を変えようとした蘭ちゃんの質問に「何をバカなことを」とでも言うように樹里さんが鼻で笑う。
蘭ちゃんは言葉に詰まったし、その隣にいた毛利さんもさすがに顔が引き攣っていた。
……この人、この態度を隠さないでよく今まで芸能界を生きてこられたな。
まあそれなりに実力はあるし、舞台を中心に活動しているからそれほど一般人には知られていないのかもしれない。
そのうちやらかして大炎上しそうだけど。
「──!」
瞬間、凍てつくような鋭い視線を感じた。
本当に一瞬のことだったので私の気のせいかと思ったが、コナンくんも同じものを感じたらしい。
険しい顔をして周囲の様子を窺っているが、結局視線の主は見つからなかった。
私は仕事柄、人の視線には敏感なのだ。
だから、なんとなくわかってしまった。
あれは間違いなく誰かが誰かに向けた明確な殺意──殺気だった。
*
結局あの殺気が誰が誰に向けたものなのかはわからず、モヤモヤしたものを残したまま、搭乗手続きを済ませることになった。
みんなで飛行機に乗り込み、二階に上がってそれぞれチケットに印字された番号の席へと座っていく。
私の席はちょうどコナンくんの前、隣は空席だった。
途中、毛利さんの奥様がやってきて(別居中の両親の仲を取り持とうと蘭ちゃんが呼んだらしい)二人が言い争いになり、毛利さんが樹里さんの隣の席へ移ったりと一悶着あったものの、着々と離陸準備が整えられていく。
そのとき、ばたばたと誰かが二階席へ繋がる階段を駆け上がってくる音が聞こえた。
「どうもみなさん、お待たせしました!」
現れたのは体調不良でキャンセルしたはずの新庄さんだった。
なんでも朝連絡をしたあとで急に体調が良くなり、一人でいても暇だからとやっぱり参加する事にしたらしい。
どこか優雅な仕草でかけていたサングラスを外した新庄さんはまっすぐ樹里さんの元へと行き、彼女の手を取るとスターサファイアの指輪にキスを落とす。
それに対して樹里さんは怒ったように小声で新庄さんに何かを話すと、何故かギッと私のことを睨みつけた。
本当なんで私のこと誘ったんだこの人……。
一方、私の後ろではコナンくんと哀ちゃんがキッドの予告状について考えているようで、ロミオとジュリエットがどうとか、ビクターがどうとかブラボーがどうとか言っている。
(……『Romeo、Juliet、Victor、Bravo!26の文字が飛び交う中、運命の宝石をいただきに参上する』だったっけ)
真佐代さん経由で見せてもらった(樹里さんが私に見せるわけないので)キッドの予告状は、そんな文面とスペードの2のトランプを半分に割ったイラストが添えられているものだったはず。
気になってつい後ろを振り返り、話し込んでいるコナンくんと哀ちゃんに声をかけた。
「ねえ、それってフォネティックコード?」
「「えっ?」」
二人が勢いよく顔を上げてこちらを見る。
えっ、何その反応???違うの???
Romeo、Juliet、Victor、Bravoの共通点とかフォネティックコードしかないと思ったんだけどな……まあそんな簡単じゃないか……。
しょんぼりする私とは対照的にコナンくんは何かに閃いたようでハッとした顔をしたあと「そういうことか……!」と呟いた。
フォネティックコードと呼ばれる無線通話で聞き間違いを防ぐための通話コードは、航空無線でも使われているもの。
つまり、キッドの予告状に書かれていた暗号はフォネティックコードが飛び交う飛行機内での犯行を予告しているということになる。
それも、なんと東京から函館に向かうこの飛行機の中での犯行を。
「そうだとすると……」
「キッドは、この機内のどこかにいて……今もあの指輪を狙っているんだよ」
すっかり小学一年生のフリをするのを忘れているであろうコナンくんと哀ちゃんの会話を「へー、そうなんだ」という気持ちで聞く。
となると、さっきのアレはそういうことか。
「それにしても、YURIさん、フォネティックコードなんてよく知ってたね?」
「ああ。私、何年か前に映画でパイロットの役を演じたことがあって、そのときに役作りでいろいろ勉強したのよ」
「へー……」
そうこうしているうちに離陸の準備が整ったようで、滑走路へと到着したらしい飛行機が地面を走り出す。
しばらくすると機体が地面から離れていき、巨大な銀翼の鳥が空へと飛び立った。
……ところまではよかったのだが。
「うッ、うぅッ!!うああああ……ッ!!」
チョコレートを食べた樹里さんが突然苦しみ出し、喉を抑えて通路へと倒れこんだ。
彼女はしばらくじたばたと悶えながら、最後にはまるで天に助けを求めるかのように右手を伸ばし──やがて力尽きたように、その手がぱたりと床に落ちる。
すぐさま駆け寄った毛利さんが樹里さんの首に手を当て、脈拍を確認したあと悔しそうに首を横に降った。
「そんな……!」と誰かの悲痛な声が聞こえ、機内に動揺が広がっていく中で、私はどこか冷静だった。
(やっぱり起こっちゃったか、殺人事件)
まあ起こるよね、コナンくんいるんだし。
とはいえ飛行機で事件が起こるのはさすがに予想外だったな。
それから樹里さんが殺されるのも。
正直、樹里さんは殺す側だと思っていた。
誰をって?私を。
だって嫌いなはずの私をわざわざ打ち上げに呼ぶこと自体怪しすぎるのに、いざ集合場所に来てみればコナンくんがいるんだもの。
アッ……樹里さんこの打ち上げで私のこと殺すつもりなんだ……それをコナンくんが解決するお話なんだこれ……って思うじゃん?
もちろん殺されるつもりなどないので別荘に着いたら一切飲み食いせずコナンくんに張り付いているつもりだったけど、まさか行きの飛行機で樹里さんの方が殺されるとは。
そんなことを考えているうちに牧さんを殺害した犯人探しが始まったらしく、死ぬ直前に樹里さんにチョコレートを渡した真佐代さんと、そのさらに前にビタミン剤を渡していた天子さんが疑われていた。
自分には動機が無いと反論する天子さんを、なつきさんが嘲笑う。
「樹里さんを殺害する動機がない人なんてこの中にはいないんじゃない?」
それからなつきさんはコナンくんたちメインキャラクターを除く一人一人の「樹里さんを殺害する動機」を挙げていった。
伴さんは今度の劇の演出家も兼ねていたが、実際の演出は樹里さんがやっていたこと。
元々樹里さんを女優として育てたのは彼だが、今では反対に樹里さんに逆らうことができなくなってしまっている……そんな伴さんを妻の天子さんがきつくなじっていたこと。
成沢さんはかつて樹里さんと夫婦関係にあり、三年前に樹里さんに望まれて協議離婚したものの彼女にまだ未練があり、何度も復縁を迫っては冷たく断られていたこと。
一方新庄さんは樹里さんの恋人だが、樹里さんの方が飽きてきていたらしく、誰か可愛い子はいないかと探していたこと。
真佐代さんはいつも樹里さんに『暗い』だの『気が利かない』だの言われてみんなの前で恥をかかされていたこと。
なつきさん自身も樹里さんのわがままに振り回され、他の仕事をしたくても邪魔をされ、嬉しく思う反面で恨んでもいたこと。
「──それからYURIさん。彼女はいつも樹里さんに目の敵にされていました。睨まれたり嫌味を言われたり……YURIさんの公演でスターサファイアを使わせなかったりと、嫌がらせもされていましたよね?」
「……」
「何!?それは本当ですか!?」
なつきさんの話を聞いて毛利さんが事実確認をする。
私は静かに首を振った。
「嫌われていたのは本当ですけど、殺害する動機になるほどのことではないですよ。樹里さんは後輩ですから、わざわざ殺さなくてもどうとでもなりますし……」
めんどくさいなあとは思っていたけど。
「こ、後輩?」
「はい。樹里さんがこの世界に来たのは七年前で、芸歴でいうと私のほうが先輩なんで……樹里さんはそのあたりのこと、よくわかっていなかったのかもしれないですけど」
樹里さんは三十七歳と年上だが、前職でCAをしていて三十代でこの世界に入ってきているため意外と芸歴が浅く、学生時代にデビューした私の方が先輩になる。
だから正直、樹里さんに嫌われたところで私は別に困らないし、彼女に睨まれようが嫌味を言われようが何のダメージもないのだ。
だって、芸歴も実力も、私の方が上だし。
その上で樹里さんの態度を放置していたのはめんどくさいので関わりたくはなかったのが半分。
もう半分は、私が十数年そこらの芸歴で先輩ぶるのが恥ずかしかったからだった。
そういう意味では樹里さんはすごいと思う。
私だったらたった七年ぽっちの芸歴であんな大御所みたいな振る舞い、とてもじゃないが恥ずかしくてできない。
あの厚顔無恥っぷりは普通に尊敬する。
だからといって見習いたくはないけど。
「スターサファイアの件だって別に……あれはあくまでも樹里さんのもので、彼女が自分の公演の演出をつけるときに使いたいって言い出しただけなので、私の公演で使わなくてもおかしなことではないですし……」
樹里さんが演出をつけたのはあくまでも自分の公演分だけで、私の公演の演出は普通に伴さんがつけてくれていた。
樹里さんのいない公演で、樹里さんのスターサファイアを使おうという流れにはならないのは別におかしなことではないだろう。
まあもしかしたら樹里さんは私が自分の公演でもスターサファイアを使わせてほしいと頭を下げてくるのを待っていたのかもしれないけど。
別にいらないでしょ、あんな石ころ。
しかし私の反論に納得がいかなかったらしいなつきさんがムキになって声を上げる。
「YURIさんの動機はそれだけじゃないわよ!YURIさん、あなた牧さんの恋人の新庄さんと付き合ってるんでしょう!?」
「え?」
別に付き合ってませんけど???
「とぼけないで!新庄さん、しつこくあなたに言い寄っていたじゃない!それにこそこそ電話してるのを何度も見たわ!デートの約束をしたり……電話口で好きだとか愛してるとか言ってる新庄さんの声だって漏れてたもの!どうせ樹里さんへの当てつけに付き合うことにしたんでしょう!?」
「いや、それは……」
「僕と彼女はそういう仲じゃないですよ」
私の言葉を遮って、新庄さんが否定する。
いつになく余裕そうな表情だった。
「僕が彼女を口説こうとしたのは事実ですが相手にもされませんでした」
「嘘よ!だって、電話が……!」
「そんなに言うのなら付き合っていたということにしてくれても結構ですよ?その場合は僕が樹里さんを殺害する動機はなくなりますが……」
「え?」
「ちょっと。自分に都合がいいからって事実をねじ曲げないでください」
新庄さんを咎めれば、やれやれとでも言わんばかりに肩を竦めた。
いや、やれやれなのはこっちなんだけど。
一方でなつきさんはまだ自分の発言の矛盾に気付いていないようで、わけがわからないと言いたげな顔をしている。
「さっきあなたが言ったんじゃないですか。僕が樹里さんを殺害する動機は樹里さんから飽きられていたことだって。僕がYURIさんと付き合っていたなら、樹里さんに飽きられたところで何の問題もないですよね」
「!」
まあ残念ながら付き合ってませんけどね、と新庄さんが笑うと、なつきさんはそれ以上は何も言えず悔しそうに黙り込んだ。
(……犯人はなつきさんかな)
一般的に、初めて殺人を犯した人間がいつも通りでいることは難しいという。
突然関係者の内情をぺらぺら喋り出したり、否定されたらムキになったり……なつきさんの挙動は明らかに普段とは違っていた。
あれじゃあ、「私が犯人です」と言っているようなものだ。
それからしばらくして事件の全容がわかったらしいコナンくんによる推理ショー(探偵役は毛利さんではなく奥様の妃弁護士だった)が始まったが、案の定犯人はなつきさんで。
樹里さんが耳抜きで鼻を摘むこと、それからチョコレートを食べたあとに指を舐めることを利用し、毒を仕込んだファンデーションを樹里さんの鼻の周りに塗っておいたらしい。
……それ、函館に着いてから樹里さんの遺体を調べられたら一発でバレない?
動機はさっきぺらぺら語っていたものとほぼ同じで、ハリウッドでメイクとして活躍する夢を、便利な付き人として彼女を傍に置いておきたかった樹里さんに潰されたというものだった。
「──それが分かった時、実行するしかないと思った。あの女は、私の……メイクとしてのプライドを!」
なつきさんの叫びは悲痛なものだったが、私には彼女の言うことは全然理解できなくて。
だから、思わず口を挟んでしまった。
「メイクとしてのプライドがあったのなら、どうしてメイク道具を殺人の凶器に使ったりしたんですか?」
「え……?」
「本当に自分の仕事にプライドを持っている人は、大切な仕事道具を使って人を殺すことを考えたりしません」
「っ!!」
ハッ、となつきさんが息を呑んだ。
「私は、今のあなたにプライドなんて言葉を使う資格はないと思います。ハリウッドを夢見る資格もね」
「……あ、私……私……」
その言葉がトドメになったのだろう。
その場に崩れ落ちたなつきさんはがっくりと項垂れたまま、一言も喋らなくなった。
そんな彼女に博士が「あんたはまだ若い……罪を償って、もう一度やり直すんじゃ」と声をかけているが、メイクとしての彼女の人生はここで終わりだ。
ファンデーションに毒を仕込んで人を殺した前科のある人間にメイクしてもらいたい役者などいるわけがない。
ましてやハリウッドなど以ての外だ。
(こんなことをしなければ、これからも夢に向かって努力することができたのに)
そうすればいつかまたチャンスが巡ってくることだってあったかもしれない。
可能性はいくらでもあったのに。
樹里さんを殺すと決めた瞬間、彼女は自分で自分の未来をドブに捨てたのだ。
こうして樹里さんを殺害した犯人は明らかになったが──事件はこれで終わらなかった。
「ねえ!さっき機長さんたちに持っていったお菓子、食べないように言って!」
「え?」
「早くしないと機長さんたちが危ない!」
「馬鹿かお前は。毒は菓子に入って──」
「菓子じゃねえ!!機長さんの指にも、毒がついているかもしれねえんだ!!」
「何ぃ!?」
コナンくんの一言で毛利さんたちがすぐさまコックピットへ駆けつけたが、どうやら一足遅かったらしい。
既にパイロット二人は毒にやられて、呻き声を上げながら胸を押さえて苦しんでいた。
その直後、不幸にも意識を失った機長さんの体が操縦桿の上へと倒れ込んでしまう。
そのはずみでオートパイロットが解除され、機体が激しく揺れながら急降下を始めた。
「機長!しっかりしてください!機長!」
「早く引き起こして、座席をずらして!」
CAがコナンくんの言う通りに倒れている機長を引き起こして座席をずらす。
空いたスペースにコナンくんが飛び込んだ。
どうやら操縦桿を引き上げて機体を安定させようとしているようだが、小学一年生の子供の力では難しいだろう。
そう思ったら、咄嗟に体が動いていた。
「っ!?ゆ、YURIさん……!?」
「……手伝うわ。一人じゃ大変でしょう?」
「あ、ありがとう……いくよ、せーのっ!」
背後から手を伸ばして一緒に操縦桿を握り、コナンくんの合図で一気に引き上げる。
やがて機体が水平に戻り、再び安定した。
一息ついたコナンくんがオートパイロットのスイッチを押そうとしたとき、コナンくんの後ろにいる私の、そのさらに後ろから細くて長い指が伸びてきて。
「新庄さん!」
「でかしたぞ、ボウズ!YURIさんも!」
不覚にも、そう言って笑う彼の声に安心してしまった自分がいた。
*
あのあとコナンくんから話を聞いたところ、どうやら樹里さんが機長に挨拶をするためにコックピットに入ったとき、二人は樹里さんの手を取ってキスしていたらしい。
その際に彼らの指にも毒が付着し、その指で菓子を食べたことで図らずも毒物を摂取する羽目になってしまったようだった。
普通に握手していれば、毒は二人の手のひらについただけで、口には入ることはなかっただろうに……どうしてわざわざ手を取ってキスなんかしたのか。
まあ恐らく樹里さんが求めたんだろうけど。
あの人そういうの好きだったし。
閑話休題。
機内アナウンスで来てくれた医者の見立てによると、機長たちが摂取した毒は微量だったため命に別状はないそうだ。
とはいえ意識が混濁しており、とても操縦ができる状態ではない。
幸いにもILS(計器着陸装置)は着陸までインプットされていたようだが、それでもやはりいくつかの操作が必要になるということで、多少の経験があるという新庄さんが機長席に座ることになった。
副操縦士席に、コナンくんを指名して。
(ああ、よかった……)
コナンくんが、コナンくん[[emphasismark:たち > ・]]が操縦するのならきっと大丈夫だ。
そう思って毛利さんや子供たちとキャビンへ戻り、シートベルトをしっかりと締めて着陸のときを待っていたのだが。
「──ッ!」
いよいよ着陸態勢に入ったとき、ピカッ!と窓の外が光り、機内の電気がすべて消えた。
(雷……!まさか直撃したんじゃ……!?)
機内の電気はすぐについたものの、おそらく今の落雷でオートパイロットが駄目になってしまったのだろう。
着陸を止めた飛行機は再び上昇し、そのまま風に流されて管制塔へとぶつかった。
四基あるエンジンの一つが落ち、爆発とともに滑走路が炎に包まれていく。
(これは、まずいな……)
とてもじゃないが改めて飛行機が着陸できるような状態ではない。
「「「コナン(くん)!!」」」
「!」
シートベルトを外して子供たちのあとを追うと、コックピットへと駆け込んだ子供たちがコナンくんにエンジンが落ちたことを必死に訴えているところだった。
この飛行機のエンジンは四つ。
その四つのエンジンにはそれぞれ別のタンクから燃料が供給されるため、一つを失っても大きな問題はないはずだ。
私の考えは合っていたようで、コナンくんも子供たちにそう説明している。
その声を聞きながらちらりとモニターに目をやったところで──ひゅ、と息を呑んだ。
「燃料が……ほとんどなくなってる……」
「え!?」
「何!?」
モニターの隅に表示された燃料が、ほとんどなくなってしまっていたのだ。
もしやと思い、天井のパネルを確認する。
「クロスフィードバルブが開いてる……!」
クロスフィードバルブというのはそれぞれのエンジンに使用される燃料タンクを仕切っているバルブのことだ。
先ほども言ったように普通四つのエンジンにはそれぞれ別のタンクから燃料が供給されるが、クロスフィールドバルブが開いた状態だと、燃料タンクの仕切りが一繋がりになってしまうのである。
すぐさまパネルを操作してクロスフィールドバルブを閉じたものの、既に燃料のほとんどが流れ出てしまったあとだった。
「そんな、どうして……」
どうしてクロスフィードバルブが開いていたのか。
疑問に思って呟けば、子供たちが何かを思い出したように「あーっ!」と声を上げた。
なんでも機長たちを運び出すとき、よろけた伴さんの肘が天井のパネルにぶつかっていたのだという。
「ったく!あのオヤジ!」と悪態をつく新庄さんがすぐさま管制塔へと無線を飛ばすも、先ほどの衝突で無線が駄目になってしまったのかノイズが酷いようで。
「くそ!オートパイロット、滑走路、燃料、おまけに無線まで駄目になっちまった!」
本当に、最悪としか言いようがない。
燃料の残りは約三千ポンド。
一分三百ポンドとして飛んでいられる時間は十分程度しかない。
それまでに函館空港の滑走路が元に戻るとは思えないので、他に着陸できそうなところを探さなければならなかった。
新千歳空港は途中で燃料切れになる可能性が高く、近くに他の空港はない。
農場の離着陸場や自衛隊の基地ならあるかもしれないけれど、滑走路の長さが足りない。
道路に着陸しようにも、この飛行機の両輪の幅は十一メートルあり、十二メートル以上の幅の道路には必ず中央分離帯の看板の設置が義務付けられている。
民家や電柱だってあるだろうし、やはり着陸させるのは難しいだろう。
牧場は地盤が柔らかすぎるし、海への着水はかえって波に機体を取られてひっくり返ってしまう危険があった。
コナンくんと地図を見ながら、どうにか着陸できそうな場所を探していく。
どこかに、長くてまっすぐで周りに何もないところがあれば。
すると、歩美ちゃんがテレビでイルカクジラウォッチングというのをやっていたときに、そんな場所が映っていたと教えてくれた。
「イルカクジラウォッチング……あっ」
コナンくんと顔を見合わせページをめくり、室蘭港にある埠頭を順番に指で追っていく。
「そうか、埠頭だ!新日鐵埠頭、中卯埠頭、本輪西埠頭、室蘭埠頭、日石埠頭……」
「あったよ、コナンくん」
トン、と指を指したのは崎守埠頭だった。
長さはおよそ千四百メートル、幅はおそらく三十メートル。
この飛行機の幅は六十メートル弱あるけれど片翼を海に出せばなんとかなる。
距離が足りないし地盤の強度にも問題があるが、残りの燃料と乗客が少なく重量が少ない分、着陸距離が短くて済むはずだ。
それに、確か今日の天気予報では一晩中強い西風が吹くと言っていた。
この埠頭は東西に向かって伸びているので、西風に向かって東からランディングをすればもっと距離が短くなるだろう。
かなりギリギリだが、いけるかもしれない。
わずかな希望を見出した矢先、機長席に座る新庄さんから「無理だ」と声がかかった。
なんでも先ほど管制塔にぶつかったとき左腕を強打してしまい、今はほとんど右手だけで操縦している状態らしい。
手動で着陸させるとなると、両手で操縦桿を握らなければならない。
そう言って困ったように肩を竦める新庄さんだったが、ふと何かを思いついたかのように私の顔をじいっと見つめてきた。
え、な、なにその視線⋯⋯??
「あの……?」
「君のそれ、伊達眼鏡だよね?近視用レンズ特有の輪郭のへこみがないし」
「え?ええ、まあ、そうですけど……」
「視力は?」
「両目とも1.5です」
「持病は?」
「……特にはありませんけど」
「BWHは?」
「セクハラで訴えられたいんですか?」
「手厳しいな。まあなんにせよ合格だ」
そう言うと新庄さんはヘッドセットを外し、座席をスライドさせながら立ち上がった。
「俺の代わりにここに座ってくれ」
正気かこいつ???
「……それ、私に飛行機の操縦をしろってことですよね?」
「大丈夫。操作は俺が後ろから教えるから、君は操縦桿を握ってるだけでいいんだ」
「ちょっと、ぐいぐい押さないでください。私を座らせようとしないで……!」
「そういえばYURIさん、映画でパイロットの役を演じたときに役作りでいろいろ勉強したって言っていたよね!?」
「言ったけど……さすがに飛んでいる飛行機の操縦なんかしたことないわよ。ましてや手動での着陸なんて、無理に決まって……」
どうにかして私を機長席に座らせようとする新庄さんやコナンくんと言い争っていると、新庄さんが席を立ったことによって人の手を離れていた操縦桿ががくんと下がった。
そのまま、機体が大きく傾いて落ちていく。
「っああ、もう!」
いよいよどうしようもなくなってかけていた伊達眼鏡を乱暴に外して機長席へと座り、目の前の操縦桿を握る。
(……重い)
今、乗客全員の命が私の両腕にかかっているという事実が、重くて重くて仕方ない。
それでもここに座った以上はやらなければ。
握った操縦桿をゆっくり手前に引いていくとやがて降下が止まり、機体が水平に戻った。
「よーし、良いぞ。な!簡単だろ?」
後ろから新庄さんが声をかけてくる。
悔しい。
悔しいけれど、その声を聞いてどうしようもなく安心してしまう自分がいた。
「……もう、どうなっても知りませんからね。コナンくん、室蘭の方向は?」
「今探してる……あった!ちょうど函館から札幌へ向かう航空路が、室蘭の近くを通っている。方位は023度だ!」
「023ね」
パネルのつまみを回してセットすると、新庄さんが近くにいたCAに声をかけて乗客に新千歳空港に向かってると知らせてほしいこと、それから二階の乗客を全員一階に移動させてほしいと伝える。
YURIが小学生と飛行機を操縦しているなんて知られたらパニックになりかねない。
今は無用な混乱は避けるべきだろう。
その後新庄さんに促され、みんなが客席へと戻っていく。
私とコナンくんと新庄さんの三人だけになり静かになったコックピットの中で、先に沈黙を破ったのは私だった。
「あの、すいません。一ついいですか?」
「何です?」
「あなた、新庄さんじゃありませんよね」
「「!?」」
まっすぐ前を見ながらそう言えば、新庄さん──の顔をした怪盗キッド──とコナンくんが驚いたように息を呑む。
いやそんなに驚く?
途中から全然隠す気なかったじゃんこの人。
「YURIさん、いつから気付いていたの?」
「いつから……?というか、最初から……」
「最初から!?」
そう、最初からである。
そもそも少しでも自分の思い通りにいかないとめちゃくちゃ機嫌が悪くなる樹里さんが、新庄さんが来られなくなったと聞いても普通にしていた時点でおかしかったのだ。
あんなの、来られないことを事前にわかっていたとしか思えない。
大方、本物の新庄さんはパーティーの余興にキッドのフリをするよう樹里さんに頼まれていたのだろう。
実際キッドが新庄さんとして飛行機に乗ってきたとき、樹里さんは彼にどうして言う通りにしないのかと怒っていた。
本物の新庄さんはカッコつけているけど結構小心者なので、あんな堂々と樹里さんの言うことを無視するなんてことはありえない。
ということは、飛行機に乗り込んできたのは新庄さんのフリをした偽物──キッドだろうということは容易に想像がつく。
しかもそのあとすぐに樹里さんの手を取って指輪に口付けしていたし。
本物のスターサファイアは口に含むと冷たいというのは有名な話なので、おそらくはあのときに真贋の確認をしていたのだろう。
まあ確信を持ったのは離陸前、コナンくんが予告状の暗号の謎を解いたときだけど。
それに、何より。
「私は女優ですよ?その人が演技しているかどうかくらい、見ればわかります」
「……」
「『新庄さん』を演じるのなら、樹里さんの目を盗んで私にしつこく絡むくらいのことをしたほうが自然だったと思いますよ」
「──しようと思ったけどやめたんですよ。飛行機に乗り込んた時点で疑われている気がしたので、下手に絡んで正体に気付かれたらまずいと思ったものですから」
「あら」
──声が、変わった。
「驚きました。まさか名探偵よりも先に私の正体に辿り着いていたとはね……さすがは藤峰有希子の再来と謳われた天才女優、YURIさんといったところでしょうか」
「それ、やめてもらっていいですか」
藤峰有希子の再来。
それをみんなが褒め言葉として言ってくれていることはわかっている。
だから文句なんて一度も言ったことがない。
だけど。
だけど。
「私は私です。誰かの再来なんかじゃない」
「……これは失礼」
「いえ。それにしても運がよかったですね。離陸後に真贋の確認をしていたら、樹里さんの手を取って口付けをしたあなたの指にも毒が付着していたでしょうし、パイロット二人と同じ目にあっていたかもしれませんよ」
「フッ……どうやら、守護の女神アテナが私に微笑んでくれたようですね」
「……」
アテナはあくまでも都市の自治と平和を守護する女神なので、個人の守護なんてしないと思うけど……。
まあ私が去年ブロードウェイのミュージカルでアテナをモチーフにした役を演じたので、そのことにかけての発言なのだろう。
が、反応するのも癪だったので話題を逸らすことにした。
「そもそも、宝石の真贋なんてわざわざ確認する必要ありました?どうせ偽物なのに……」
「え?」
「もしかしてYURIさん、スターサファイアが偽物だって知ってたの!?」
「ええ。樹里さん、私の公演ばかりチケットが売れて、自分の公演のチケットがなかなか売れないってずっと気にしていたし……客寄せのために偽物のスターサファイアを本物だと偽って公表したんだろうなって」
舞台の主人公であるジョゼフィーヌがブルーサファイアをこよなく愛したというのは有名な話だから、いい話題作りになると思ったのだろう。
本物だと偽ったことでキッドの目に止まり、予告状が届いたことで千秋楽の当日券は完売したわけだから目論見は成功したと言える。
──私はあんな石ころで注目を集めたって、何も嬉しくないけど。
「私はてっきり、キッドはすべてをわかった上で樹里さんの話題作りに乗っかってくれたのだと思っていたんですけど……もしかして、本物だと思って予告状出したんですか?」
「ま、まさか。予告状を出す前から、宝石が偽物だってことくらいわかっていましたよ」
そう言う新庄さん……の顔をしたキッドの目が泳いでいたのは見なかったことにした。
そうこうしているうちに室蘭に差し掛かり、二千フィートまで高度を落とす。
やがて室蘭港の明かりが見えた。
崎守埠頭はもっと左、白鳥大橋の向こう。
「あ……」
そうして目を凝らした先にあった光景は──ただひたすらに、真っ暗だった。
(何も見えない……あれじゃあ着陸は……)
──パチンッ。
「!」
絶望的な状況に後ろ向きになった思考を遮るように、背後からスイッチの音がする。
ハッとして操縦桿を握ったまま振り返ると、与圧を下げるボタンを押したキッドが不敵な笑みを浮かべながらこちらを見ていた。
「なんかヤバそうなんで俺は先に降りるぜ」
「は?」
何を言っているのか、理解できなかった。
先に降りる?この飛行機から?
確かに着陸のために高度を下げた今ならば、キッドが降りることはできなくないだろう。
新庄さんの姿をしている今は手ぶらの状態に見えるが、おそらくいざというときのために逃走用のハンググライダーくらい持ち込んでいるに違いないし。
墜落の可能性が高まったこの状況で自分一人だけ安全に脱出する方法があるのなら、彼がそれを選ぶのはおかしなことではない。
むしろここまで付き合ってくれていたことのほうがおかしいのだ。
彼は泥棒で、身勝手な犯罪者なのだから。
(──でも、)
墜落するのが怖くなって逃げる?
あのキッドが?
いいや、それはないだろう。
泥棒でも身勝手な犯罪者でも、キッドもまた青山作品の主人公の一人なのだ。
我が身可愛さで逃げるために飛行機を降りるとは、とてもじゃないが思えなかった。
これから彼が何をするつもりなのか考える。
安全に着陸させるために必要なこと、ここに留まるよりも優先順位の高いこと。
──彼が、キッドだからこそできること。
(……ああ、なるほど。そういうことか)
なんとなく、わかったような気がした。
「キッド」
ひらひらと手を振ってコックピットから出ていこうとするキッドを呼び止める。
こういうとき、なんて言えばいいのだろう。
よろしくお願いします?
頑張ってください?
どちらもなんとなく違う気がする。
……となると、やっぱりコレだろうか。
「──グッドラック」
「!そっちもな、グッドラック!」
次に振り返ったとき、キッドはもうそこにはいなかった。
*
しばらく上空を旋回しながら真っ暗な埠頭の様子を見る。
すると、私の体に異変が現れた。
「YURIさん……大丈夫?震えてるよ?」
「大丈夫……じゃないけど、大丈夫……」
さっきから、両腕の震えが止まらない。
疲労ではない。
自分の両腕に乗客全員の命がかかっているという緊張と恐怖がぶり返してきたのだ。
(おそらく、墜落することはないだろう)
今ごろキッドが動いてくれているだろうし、何よりこの飛行機にはコナンくんが、コナンくんたちが乗っている。
彼らがこんなところで死ぬはずがないので、きっとなんとかなるはずだ。
けれど、本当に?
今の私にとってこの世界は物語などではなく現実だ。
現実というものは往々にして、物語のように上手くはいかないものである。
しかも機長席に座っているのは主人公であるコナンくんではなく、この世界の異物である私なのだ。
もしも、もしも私が失敗したら──、
「ねえ、YURIさん。僕も一つ聞いていい?」
「……え……あ、なあに?」
「YURIさんって、恋人いるの?」
「え?」
こんなときに?とは思ったが、コナンくんはふざけている様子もなく真面目に聞いているようだった。
おそらく、少しでも私の気を紛らわせようとしてくれているのだろう。
……その気遣いが、嬉しくて、ありがくて。
「──うん、いるよ。恋人」
だから、普段ならば誤魔化すような質問にも素直に答えてしまった。
「それって、なつきさんが言っていた電話の相手?」
「そうよ。あ、なつきさんは勘違いしていたけど、本当に新庄さんじゃないからね」
「わかってるよ。どんな人なの?」
「そうだなあ。私に、この世界で生きる意味をくれた人……かな?今の私があるのは、彼のおかげだから」
「……そっか。じゃあ、絶対に生きてその人のところに帰らないとだね」
「ふふ、そうだね。──あ、」
そのとき、無数の小さな赤い光が帯みたいに連なって崎守埠頭に向かって動いているのが窓の外から見えた。
キッドが引き連れてきたパトカーである。
おそらく、パーティーの余興のためにキッドのフリをして別荘で待機していた新庄さん(本物)を追っていたパトカーの前にキッド(本物)が姿を現したのだろう。
自分を追わせて埠頭まで誘導し、パトカーの赤色灯によって明かりを確保するために。
やがてキッド(本物)を追いかける何台ものパトカーが埠頭をぐるりと囲むと、赤い光の滑走路を作り出した。
その光を見てコナンくんもようやくキッドがこの飛行機から降りた本当の理由を理解したようで、フッと笑みを零す。
それは江戸川コナンというよりも工藤新一の顔だった。
「いける?YURIさん」
「……うん、いける」
両腕の震えはもう、止まっていた。
「よし、まずは機内放送を……」
「私がやるよ。子供の声が聞こえたら、乗客の人たちもびっくりしちゃうだろうから」
蝶ネクタイ型変声機、私の前では使いにくいだろうしね。
まあ妃弁護士を探偵役にして推理ショーしてるときばっちり見ちゃったけど。
緊急事態であることをきちんと伝えるために真剣に、けれどパニックにはならないように
安心感のある声を意識しながらアナウンスをかける。
「今の高度と速度は?」
「高度七百フィート。百四十ノット」
三度の降下率を保ながら、コナンくんがギアレバーを下ろしてフラップレバーを引く。
すると、けたたましい警告音がコックピットに鳴り響いた。
驚いてディスプレイを確認すると、そこには『FUEL QUATITY LOW』と書かれた赤い文字が点滅していて。
「もう、燃料が……」
「やり直しはきかない、一発で決めるよ!」
「うん……!」
キッドが作ってくれた光の滑走路に向かって機体を降ろして行く。
途中でパトカーを轢き潰してしまったのか、激しい揺れとともに車輪が地面に着いた。
パトカーの中に誰もいなければいいが、今はそんなことを気にしている余裕などない。
逆噴射のためにレバーを握る。
瞬間、その上からコナンくんの小さな左手が重ねられた。
コナンくんと顔を見合わせると一つ頷いて、一緒にレバーを引いていく。
なんとか逆噴射は始まったものの、飛行機の勢いはなかなか止まってはくれなかった。
そのままクレーンとぶつかりそうになって、慌てて右足でラダーペダルを強く踏む。
(──止まれ、止まれ、止まれ!!)
お願い。
お願い、止まって。
*
「血圧、脈拍、ともに正常ですね。おそらく大丈夫だとは思いますが、念のため病院まで搬送します」
「はい。お願いします」
──結論から言えば、飛行機は止まった。
ぶつかる直前にラダーペダルを踏んだことによって方向を変わり、なんとかクレーンとの正面衝突を避けることができたのである。
乗客は全員無事、キッドの誘導によってあの場にいた警官たちも間一髪のところで逃げることができたようで、緊急着陸による死傷者が出ることもなかったらしい。
私はといえば飛行機が止まったことでずっと張り詰めていた緊張の糸が切れたのか、気を失ってしまったようで。
次に目を覚ましたときには埠頭に駆けつけた救急車の中だった。
バックドアが開かれた救急車に腰かけ、救急隊員から毛布と温かい飲み物をもらいながら健康状態を診てもらう。
結果は至って正常で、特に問題はなし。
あれだけ派手なランディングをした飛行機のコックピットにいながらほぼ無傷とは。
この世界のコナンくんを死なせない加護的な何かのおこぼれをもらった気分である。
ちなみにそのコナンくんは怪我どころか気を失うことすらなかったようで、けろっとした顔で子供たちと話をしている。
さすがは主人公、踏んできた場数が違うな。
「それじゃあ、すいませんがここにあなたの住所とお名前を」
「はい」
救急隊員から渡された紙に、言われた通りに住所と名前を書いていく。
「ああ、それと……──BWHのサイズも」
耳元で囁かれた声と内容に、ペンを動かしていた手が止まった。
まさかと思って顔を上げると、そこには救急隊員の格好をした新一くんとそっくりな少年──キッドの姿があって。
「……ちゃんと見届けてくれたんですね」
「ああ。なかなか派手なランディングだったぜ?すっかりファンになっちまった」
「それはどうも。なんならサインでも書いてあげましょうか?」
「せっかくだが、次の機会にとっておくよ」
キッドはそう言ったが、おそらく次の機会はないと思う。
コナン世界において、爆発が劇場版の代名詞であることは私でも知っている。
ならば、函館空港が大爆発した今回の事件も劇場版だったに違いない。
ということは、私を含めた舞台関係者たちのポジションはゲストキャラクター。
おそらくコナンくんと協力し、飛行機を無事着陸させることが私の役目だったのだろう。
劇場版が終わりゲストキャラクターとしての役目を終えた以上、今後私が彼らと会うことはないに違いなかった。
とはいえ私の人生が終わるわけじゃないし、どこかで会うこともあるかもしれない。
「……次は、墜落する危険がない陸地でお会いできることを願っています」
「ハハッ!それでは、またいずれどこかで。サインと……スリーサイズはそのときに♡」
だからそれセクハラだって、と文句を言おうとしたとき、突然携帯電話が鳴り響いた。
それに驚いで思わず自分の携帯電話の入ったポケットに視線を向けると、フッと隣にいた気配がかき消える。
ハッとして顔を上げたときにはもう、キッドの姿はどこにもなかった。
しかしキッドが消えても電話は鳴り止まず、慌ててポケットから携帯電話を取り出す。
その画面を確認して──迷わず応答ボタンを押した。
「もしもし?」
『──優理加!』
「お兄ちゃん」
電話は、双子のお兄ちゃんからだった。
『無事か!?無事だな!?──ハギ!優理加が電話に出……っおい!』
話している途中で携帯電話を奪われたのか、お兄ちゃんの声が遠くなる。
代わりに電話から聞こえてきたのは、ずっとずっと聞きたくて仕方なかった声。
『ユリちゃん!』
「──研二くん」
私の恋人である、研二くんの声だ。
『羽田から函館行きの飛行機が室蘭に不時着したってニュースで……!スカイジャパン航空の865便ってユリちゃんが乗るって言ってた便だよね!?大丈夫!?怪我してない!?』
「うん、大丈夫だよ。ありがとう」
『よかった……!』
「研二くんとお兄ちゃんから、いっぱい着信きててびっくりしちゃった。心配してくれたの?」
『当たり前でしょ!電話もメールも全然反応ないし、ニュースじゃ詳しいことは不明って言うし、班長に頼んで現場に居合わせた目暮警部からそっちの様子を聞いても情報が錯綜してるのかユリちゃんが操縦して着陸させたとか変なデマしか回ってこねえから、ずっと心配で……!』
「あ、それは本当」
『それは本当!?』
どういうことなの!?と騒ぐ研二くんの声を聞きながらくすくすと笑う。
(ああ、やっぱり全然違う)
新庄さんとも、新庄さんのフリをしたキッドともよく似ているけど全然違う。
やっぱり、大好きな人の声は特別だった。
「──それで、キッドがパトカーを誘導してくれたおかげで、なんとか室蘭の崎守埠頭に着陸することができたの」
ことのあらましを説明しているあいだ、研二くんはずっと黙って話を聞いてくれていた。
しばらくすると電話口から「ユリちゃん」と研二くんが私の名前を呼ぶ声がする。
それは先ほどよりも低く落ち着いた、優しい声だった。
『お疲れさま、頑張ったね』
「……うん」
そうだよ、私、頑張ったの。
『不安だったよね、怖かったよね』
「……うん」
そうだよ、ずっと怖かった。
(研二くんは、いつもそうだ)
私の心の柔らかいところを、そうっと優しく撫でてくれる。
だから。
だから。
「……ねえ、研二くん」
『なぁに?』
「私ね、すごく頑張ったの」
言うつもりなんてなかったのに、つい本音が零れてしまった。
「役作りで勉強したからって有無を言わさず操縦席に座らされて、いきなり乗客全員の命を預かることになって、」
『……うん』
「本当は嫌だったけど、その場には女子高生とか小学生とかしかいなくて、私がやるしかないのも事実で、」
『うん』
「だけど燃料はほとんどないし、無線も駄目になるし、埠頭は真っ暗で何も見えないし、もう、ほんとに不安で、」
『うん』
「それでも、私、頑張ったの。すごくすごく頑張ったの。だって死にたくなかったから」
生きて、また研二くんに会いたかったから。
だから。
だから。
「帰ったら、めいっぱい甘やかして」
頭を撫でて、抱きしめて、キスをして。
それから。
それから。
──愛してるって、たくさん聞きたい。
『……やだ』
「え?」
『帰ってくるのなんて、待ってらんねえよ。明日、朝イチで陣平ちゃんと一緒にそっちに行くから』
「は……いや、でも、明日って平日だよ?研二くんもお兄ちゃんも仕事があるんじゃ……」
『休むよ。こんなんじゃ仕事したってなんも手につかねえし、かえって危ねえもん。今はユリちゃんのことが優先。陣平ちゃんだってそうだよ。な?』
『おう』
「ええ……」
それは、いいのだろうか。
『あとさ……[[emphasismark:それ > ・]]、今じゃ駄目?』
「え?」
『頭を撫でるのも、抱きしめるのも、キスもできねえけどさ……[[emphasismark:それ > ・]]は、今言いたい』
「……」
『好きだよ、優理加。──愛してる』
「……うん、私も」
私も愛してるよ、研二くん。
……ところで、研二くんとお兄ちゃんって原作キャラだったりする?
*
*
人物紹介と書ききれなかった設定
YURI(29)
転生者で、女優で、松田陣平の双子の妹で、萩原研二の恋人。
本名は松田優理加(ゆりか)。
名前の由来は松●優作の「優」と萩●健一の奥さんの冨●リカの本名「理加」から。
松田と幼馴染の萩原姉弟に甘やかされながらすくすく育った。
基本松田とは何もかも正反対だが仲はよく、お互い無自覚なシスコンブラコン。
アクセルしか付いてない松田が無茶しすぎて死なないためのブレーキ役でもある。
幼い頃からお芝居に興味があったが、父親の冤罪事件があってからはとにかく目立たないように息を殺して生きてきた。
学生時代は目が隠れるくらい長い前髪と伊達眼鏡で誰とも視線を合わそうとしない、教室の端で本を読んでいるタイプの子。
しかしひょんなことから高校の文化祭の劇で主役をやることになり、その才能が開花。
それがたまたま劇を観に来ていた事務所の人の目に止まり、熱烈なスカウトを受けて高校在学中に芸能界デビューすることになった。
ちなみにそのときの相手役は萩原、文化祭のあとから告白されて付き合い始めている。
デビュー以降、その美貌と演技力で数々の賞を総ナメにしたことで、藤峰有希子の再来と言われるように。
そのうち工藤優作がはじめて脚本を手がけた映画『緋色の捜査官』にヒロイン役で出演し、マカデミー賞の助演女優賞を獲得する。
一年前にはブロードウェイのミュージカルに出演。
有希子に連れられて楽屋に挨拶に来た新一や蘭と面識があった(が、この時点ではここがコナン世界であると気付かなかった)。
実はこのときになんやかんやあって新一や蘭と同じようにベルモットのお気に入り判定をもらっている。
このたび銀翼の奇術師にゲストキャラクターとして参戦。
映画序盤には出ていないが最近YURIが日本に帰ってきて、宇宙(そら)のこけら落としの『ロミオとジュリエット』にジュリエット役で出演したと蘭が話して樹里が不機嫌になるシーンがあったりする。
空港のシーンから物語に合流。
コナンくんを見た瞬間、ここがコナン世界であることを理解したが気付くのが遅すぎた。
キッドの正体を見破ったり宝石が偽物であると気付いていたり、コナンと協力して飛行機を不時着させたりとメインキャラクターたちを押しのけての活躍を強いられるはめに。
銀翼に彼女が存在している世界線ではゲストヒロインとして扱われ、予告やポスターにも登場している。
しかしCパートで松田陣平の双子の妹、萩原研二の恋人であることが判明。
いわゆる原作逆輸入キャラクターになることがほぼ確定してしまった。
この世界の銀翼の奇術師は本来の時期よりも早く公開されているため、初登場は中華街雨のデジャビュ〜工藤新一NYの事件。
その後萩原松田の原作初登場回となる揺れる警視庁1200万人の人質にも登場し、萩原との公式CPが成立していることもあって図らずもレギュラー入りを果たすことに。
スペックが高く役作りのためにあらゆる技能を習得しているため、今後「ハワイで親父に教わった」並みに「役作りのために習った」でいろいろさせられる可能性がある。
おおまかなストーリーとメインキャラクターたちの顔と名前はわかる程度のコナン知識。
一つ一つのエピソードとかはまるで把握していないし劇場版も基本的に未履修。
とはいえタイムラインの受動喫煙で安室さんがトリプルフェイスで国が恋人で女性人気が高いこととかは知っている。
そういえば、安室さん(降谷さん)の同期に萩原とか松田って名前のキャラクターがいたような……いなかったような……。
本当は新庄の代わりに萩原に化けたキッドに
[b:「研二くんはね、二人きりのとき私のこと『優理加』って呼ぶのよ」]って言うシーンをめちゃくちゃ書きたかったけど、話の流れに上手くハマらなかったので泣く泣く没に。
その名残でCVは折●富美子だったりする。
萩原研二(29)
爆発物処理班所属、優理加の恋人。
小学生のときに松田の紹介で会った優理加に一目惚れして以降、ずっと一途に思い続けていたものの、長いこと告白するタイミングを逃し続けてきた。
文化祭の劇の配役はくじ引きで萩原は大道具の予定だったが、相手役のくじを引いた男子に頼んで交換してもらった。
父親の冤罪事件の前に彼女がお芝居に興味があったことは知っていたが、放課後に二人で台本の読み合わせをしてるときにその才能を目の当たりにし、女優の道を後押しした。
その一方でこれから芸能界に羽ばたいていくであろう彼女を誰にも渡したくなくて告白し交際がスタート。
事務所からYURIの将来を考えて別れるように言われたが彼女の才能はそんなことで潰れるようなものではないと思っているので普通に断った。
好きな子に対する執着も独占欲もかなり強いが、女優としての彼女のことも応援しているから邪魔はしない。
女優のYURIはみんなのものかもしれないけど恋人のユリちゃんは俺だけのものなので。
本当は今すぐにでも結婚したいくらいだが、彼女の仕事のことを考えて三十になるまでは我慢するつもりでいる。
三十になるまであと一年というところで原作のサザエさん時空に入ってしまった。
原作が終わるまでずっとプロポーズできないかもしれないし、もしかしたら原作軸で何かあるかもしれない。
ちなみにこの世界の萩原松田は死んでいないため、初登場は時計じかけの摩天楼。
東都環状線に仕掛けられた線路の爆弾を解体する爆発物処理班として松田と登場した。
その後も劇場版レギュラーキャラとして爆弾が仕掛けられるたびに登場して人気を集め、揺れる警視庁1200万人の人質でようやく原作に初登場。
劇場版一作目から登場して後に原作に逆輸入される形でレギュラー入りする、白鳥警部と同じタイプのキャラクターになっている。
銀翼の奇術師での出番はCパートのみだが、不時着した飛行機に恋人が乗ってるかもしれないと知って生きた心地がしなかった。
松田陣平(29)
爆発物処理班所属、優理加の双子の兄。
双子の妹とは何もかも正反対だが仲はよく、お互い無自覚なシスコンブラコン。
妹のことはめちゃくちゃ甘やかしているが、萩原姉弟がそれを上回る勢いで甘やかすので本人にまるで自覚がない。
妹に近づく男は萩原以外認めるつもりはないし、将来ウェディングドレスを来た妹の隣でバージンロードを歩くのは俺と思っている。
この世界だと大分妹に容量を使っているので千速に一目惚れしたり告ったりしてないかもしれない。
妹が芝居に興味があったことは昔から知っていて、文化祭の劇でその才能を目の当たりにした。
だけどいい意味で特に何とも思っていない。
才能があろうがなかろうが、妹が自分の大事な片割れであることは変わらないので。
こちらも萩原とまったく同じ理由で初登場は時計じかけの摩天楼。
東都環状線に仕掛けられた線路の爆弾を解体する爆発物処理班として萩原と登場した。
その後も劇場版レギュラーキャラとして爆弾が仕掛けられるたびに登場して人気を集め、揺れる警視庁1200万人の人質でようやく原作に初登場。
劇場版一作目から登場して後に原作に逆輸入される形でレギュラー入りする、白鳥警部と同じタイプのキャラクターになっている。
七年前の事件で仕掛けられたマンションには妹が住んでおり、妹と親友が死にかけたので原作と同じ熱量で犯人を追っている。
三年前、一瞬だけ一課に在籍していたもののいろいろあって爆発物処理班に戻った。
多分この世界では犯人を追いかける佐藤刑事のシーンは全部松田に、止める役は萩原伊達あたりにすり替わっているかもしれない。
松田は感情的な発砲しないかもしれないが、感情的に犯人をボコボコにするくらいは普通にしそう(偏見)。
男女の双子ということでウェディングイブで初登場した安室が松田のことを思い出して(双子……か……)って意味深な顔をしているシーンがあったりするかもしれない。
純黒あたりで同期であることが判明したときオタクが「あれそういう意味だったの!?」ってなるやつ。
銀翼の奇術師での出番はCパートのみだが、
不時着した飛行機に双子の妹が乗ってるかもしれないと知って生きた心地がしなかった。
江戸川コナン(7)
みなさんご存知小さくなった名探偵。
工藤新一NYの事件でYURIとは面識があるが、江戸川コナンとしては初対面。
この世界の銀翼は中華街雨のデジャビュより前に発生しており、蘭にはまだ当時の記憶がないため、二人が空港で挨拶するときに内心ヒヤヒヤしていた。
YURIが話を合わせてくれてホッとした。
自分より先に予告状の暗号がフォネティックコードだと気付く、キッドの正体を見破る、宝石が偽物だと見抜く、一緒に飛行機を着陸させる、などメインキャラクター並みの活躍をしたせいでYURIへの信頼度は高い。
今後、YURIさんならできるよ!で無茶な要求してくる可能性は無きにしもあらず。
怪盗キッド(16〜17)
新一に顔と声がよく似ている。
本当は新庄じゃなく萩原に変装して飛行機に乗り込み、YURIにかまかけられて[b:「あんたらそういう仲かよ!」]って変装解かせたかったのに全然思う通りに動いてくれなかったので泣く泣く没に。
普通に新庄に変装した。
あっさり自分の正体を見破ったり宝石が偽物だと見抜いたりと、恋愛的な意味ではないが「ふーん、おもしれー女」と思っている。
幼馴染がファンなのでサインもらっておけばよかったとちょっぴり後悔した。
最後にYURIがいらんフラグを立ててしまったので次に会うのも陸ではなく空だしなんならテロリストに占拠された飛行船の中。
コナンくんと飛行船の窓から落とされた彼女を助け出し、そのままお姫様抱っこで陸まで連れていってヤギと戯れたりする。
新庄功(28)
萩原と声がよく似ている。
新庄(本物)のときには声が似ていても何も思わなかったが新庄(キッド)は萩原を彷彿とさせる何かがあったらしい。
新庄(本物)は本来の流れ通りキッドのフリをして樹里の別荘で待機してるときに時計を盗み、半泣きになりながら車で中森警部たちと追いかけっこした。
ちなみに新庄(本物)がYURIにしつこく言い寄っていたのは事実。
明らかに自分に飽きてきていて新しく若い子を漁っている年増で高飛車な恋人より若くて可愛くて実力もあって態度も全然悪くない子に靡いてしまった。
多分樹里が彼に飽きていたように彼も樹里に飽きていた。
ある意味お似合いの二人。
牧樹里(37)
愛も勇気も友達にできなかった女優。
銀翼の奇術師における被害者であり、加害者とまでは言えないが死ぬ前にいらんことしてめちゃくちゃ被害を広げた人。
実力はそれなりにあるがYURIほどではなく、年齢と態度のわりに芸歴が浅い。
ちなみに樹里がYURIを打ち上げに呼んだ理由は作中で彼女が想像した通り。
YURIを殺し、その罪を別荘に呼び出していた新庄(本物)に被せるつもりでいた。
しかし新庄(キッド)が飛行機に乗り込んできたので計画が狂い、新庄(キッド)が指輪にキスするところでは本来の倍くらいキレている。
そうこうしているうちに自分が先になつきに殺されてしまった。
*
次ページはおまけ
YURIが存在している世界線の銀翼の奇術師を見た人の感想スレ
マジで細かいことが気にならない人向け
*
銀翼の奇術師のYURIさん
1人目の名探偵
・藤峰有希子の再来と謳われる天才女優
・ここ数年は海外を中心に活動
・過去にブロードウェイミュージカルに出演
・有希子、新一と面識がある(蘭も?)
・コナン「すっげー美人……」
・子供に優しい
・仕事に厳しい
・コナンより先に予告状の暗号に気付く
・コナンより先にキッドの変装を見抜く
・樹里の宝石が偽物だと知っていた
・飛行機を手動で操縦して不時着させる
・松田陣平の双子の妹
・萩原研二の彼女
2人目の名探偵
スペック盛りすぎで草
3人目の名探偵
加減を!!しろ!!
4人目の名探偵
なんだこのアクセルだけ踏んで作ったようなキャラクター
ブレーキも踏めブレーキも
5人目の名探偵
飛行機を不時着させる女優って何???
6人目の名探偵
ゲストキャラクターにしてはありえんくらい活躍するなとは思ってました……
7人目の名探偵
これ
Cパート見てひっくり返ったわ
8人目の名探偵
お前萩原の彼女だったんかい!!
9人目の名探偵
しかも松田の双子の妹というね
10人目の名探偵
お兄ちゃん!?
研二くん!?
甘やかして!?
からの「好きだよ、優理加。愛してる」
11人目の名探偵
無理…………………………
12人目の名探偵
パンフレット情報によるとYURIさんの本名は松田優理加らしい
名前があまりにも「松田の双子の妹で萩原の彼女」を体現しすぎてて死ぬ
13人目の名探偵
どういうこと?
14人目の名探偵
松田陣平の元ネタである松●優作の「優」と萩原研二の元ネタである萩●健一の奥さんの冨●リカの本名「理加」
足して「優理加」
つまりそういうこと
15人目の名探偵
萩原の(未来の)奥さんってこと……!?
16人目の名探偵
聞かなきゃよかった
17 人目の名探偵
これ萩原の女たち生きてる?
18人目の名探偵
いきてないです
19人目の名探偵
しんでる
20 人目の名探偵
なんなら松田の女にも被弾してる
21人目の名探偵
松田の双子の妹ってだけでも衝撃的なのに、萩原の彼女とか
情緒ぐちゃぐちゃだよもう
22人目の名探偵
やっぱり飛行機くらい操縦できないと萩原の彼女にはなれないんだな……
23人目の名探偵
難易度高すぎんか???
24人目の名探偵
萩原の女じゃないからダメージはないけど、彼女出てきたのは普通に驚いたわ
萩原に特定の誰かを作るイメージがなかった
25人目の名探偵
でも美人女優と付き合ってる萩原研二、正直めちゃくちゃ「わかる」んですよね……
26人目の名探偵
しかも美人なだけでなく子供に優しい
空港でコナンに話しかけられたときちゃんとしゃがんで目線を合わせてくれるのよかった
27 人目の名探偵
わかる
みんなコナンと話すとき屈んだりはするけどきちんとしゃがんでくれるのって珍しいよね
28人目の名探偵
あそこなんかキュンとした
多分コナンもキュンとしてた
29人目の名探偵
キュンっていうかあれはシンプルにすっげー美人に見惚れてない?
30人目の名探偵
コナン(新一)の言う「すっげー美人……」のレベルってかなり高いよね?
基準が妃英理とかでしょ
31人目の名探偵
まあ母親が藤峰有希子だし……
32 人目の名探偵
過去に面識があるにもかかわらず見惚れてるあたり本当に美人なんだろうな
33人目の名探偵
新一と過去に面識ある設定は原作に出すための伏線だったりする?
34 人目の名探偵
新一より蘭と何かありそう
35人目の名探偵
コナン(YURIさんか……俺が工藤新一だった頃に母さんに連れられて行ったブロードウェイのミュージカルで会ったことはあるけど……)
ここの回想シーン、新一の横に蘭っぽい女の子の肩が映ってるんだよね
36人目の名探偵
いや蘭とは初対面じゃない?
はじめましてって言ってたし
37人目の名探偵
でもあそこ変な間がなかった?
38人目の名探偵
蘭がはじめましてって言ったとき、一瞬蘭のことじっと見てから返事するの意味深だった
39人目の名探偵
あのシーン謎すぎてYURIさんが蘭のこと好きなのかと思ったわ
萩原の彼女だと発覚したから全然違ったけど
40人目の名探偵
YURIさんが蘭にはじめましてで返したとき、コナンがほっとした顔してるから何かあるんだと思うけど……
41人目の名探偵
今後原作に出てきたときに判明するのかな
42人目の名探偵
やっぱり原作に出てくるのは確定なの?
43人目の名探偵
確定でしょ
44人目の名探偵
むしろ原作に出すために作ったキャラを先に映画でお披露目した感ある
45人目の名探偵
公式「YURIは青山先生が長年あたためていたキャラクター!キャラクターデザインも青山先生が担当しました!」
46人目の名探偵
はい
47人目の名探偵
天才女優
松田の双子の妹
萩原の彼女
どの部分を長年あたためていたのか
48人目の名探偵
全部じゃない?
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125 人目の名探偵
それにしたってやっぱりYURIさんのスペック盛りすぎだと思う
126人目の名探偵
ハイスペック彼女持ちの萩原さんは推せる
それはそれとして盛りすぎ感はある
127人目の名探偵
どこの最強夢主ですか???
128人目の名探偵
言うほど最強だとは思わないな
なんか物理的には弱そうだし
129人目の名探偵
誰が物理的な話をしろと……
130人目の名探偵
いや、松田の双子の妹だったらボクシングをやっていてもおかしくない
物理最強もワンチャンある
131人目の名探偵
ワンチャンもネコチャンもないが???
131人目の名探偵
コナン世界で最強となると蘭ちゃんどころか京極さんといい勝負ができるレベルだぞ
133 人目の名探偵
漫画のジャンルが変わってしまう
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361人目の名探偵
「メイクとしてのプライドがあったのなら、どうしてメイク道具を殺人の凶器に使ったりしたんですか?」
「本当に自分の仕事にプライドを持っている人は、大切な仕事道具を使って人を殺すことを考えたりしません」
「私は、今のあなたにプライドなんて言葉を使う資格はないと思います。ハリウッドを夢見る資格もね」
これは名言
362人目の名探偵
ここ今までと声が全然違くてゾクッとした
363人目の名探偵
真に自分の仕事にプライド持ってる人の言葉って感じだったな
364人目の名探偵
声に重みがある
365人目の名探偵
YURIさん、基本的には優しいんだけど仕事が絡むと言動がシビアよね
博士がなつきさんに「あんたはまだ若い……罪を償ってもう一度やり直すんじゃ」って声をかけてるときに冷たい目でなつきさんのこと見ててなんか癖に刺さった
366人目の名探偵
あのあたりのYURIさん、樹里さんが殺されたことより殺人犯がプライドって言葉を使ったことにキレてそうで好き
367人目の名探偵
まあ、樹里さんはどうとでもなりますし……
368人目の名探偵
これ
369人目の名探偵
YURIさん普段からこのスタンスだったんならそりゃ樹里さんと相性悪かっただろうな
370人目の名探偵
監督のインタビューによると樹里さんがYURIさんを打ち上げに呼んだのはYURIさんを殺すつもりだったからって裏設定があるらしい
その罪を別荘に先回りさせていた新庄さんに着せる予定だったって
371人目の名探偵
そうなの!?
372人目の名探偵
じゃあなつきさんが樹里さん殺さなかったらYURIさんが殺されていたってこと……!?
373人目の名探偵
いや
なつきさんが殺さなくても今回の容疑者たちの誰かが樹里さんを殺すので結局YURIさんが殺されることはないらしい
374人目の名探偵
草
375人目の名探偵
どんだけ恨まれてたんだあの人……
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・
520人目の名探偵
コナンが操縦桿を引き上げようとしたときにYURIさんが背後から操縦桿を握ってくれたのめっちゃよかった
着陸のときは逆にレバーを握るYURIさんの手にコナンが手を重ねてるの一生味する
521人目の名探偵
あそこで完全にキッドに目をつけられたよな
523人目の名探偵
そのあとクロスフィードバルブも操作してるからどのみち目をつけられてはいたと思う
なんならコナンくんとフォネティックコードの話をしたときに「役作りで勉強した」って言っちゃってるし
524人目の名探偵
お前どこで操縦技術覚えたんだよ!
→役作りのために勉強しました!
525人目の名探偵
これはハワ親並みに万能な台詞
526人目の名探偵
YURIさんはただ「パイロットの勉強した」と言っただけで「飛行機を操縦できる」なんて一言も言ってないので……
527人目の名探偵
「俺の代わりにここに座ってくれ」って新庄(キッド)に言われて「正気かこいつ」って顔してるの最高だった
528人目の名探偵
YURIさん絶対操縦を押しつけられた腹いせでキッドの正体指摘しただろこれ
529人目の名探偵
YURIさんのキッドの関係性好きだったな
530人目の名探偵
キッドへの好感度は高くなさそう(飛行機の操縦押しつけられてるしそれはそう)なのにキッドへの信頼度はめちゃくちゃ高そうなYURIさんよかった
531人目の名探偵
あれ俺は降りるぜ!されたときにはキッドが何をするのかわかってたってこと?
532人目の名探偵
多分
じゃないとあそこでYURIさん→キッドへの「グッドラック」は出てこない
533人目の名探偵
YURIさん(墜落するのが怖くなったからってキッドが我が身可愛さに自分だけ逃げるわけがない……きっと何か理由があるはず……)
534人目の名探偵
めちゃくちゃキッドを信頼してるじゃん
535人目の名探偵
キッドのことは信じてるけど、それはそれとして手は震えちゃうんですよ……
536人目の名探偵
からのコナン「恋人いるの?」
537人目の名探偵
正直この時点で嫌な予感はしてた
538人目の名探偵
「──うん。いるよ、恋人」のYURIさん青山原画ではちゃめちゃ美人だったな
539人目の名探偵
今回全体的に青山原画多くなかった?
540人目の名探偵
Cパートが青山原画いっぱいで嬉しい
松田の「無事か!?無事だな!?」
萩原の「好きだよ、優理加。──愛してる」
YURIの「帰ったら、めいっぱい甘やかして」と「……うん。私も」
541人目の名探偵
この二人って青山作品の公式CPの中でも糖度高くない??
542人目の名探偵
こんなにストレートに好きとか愛してるとか言ってるキャラって珍しい気がする
工藤夫妻はラブラブだけどあんまりCPとしてピックアップされないし
543人目の名探偵
というか今気付いちゃったんだけど
YURIさん松田の双子の妹ってことは、つまり萩原とも幼馴染ってことだよね!?
545人目の名探偵
萩ユリは……幼馴染CPだった……??
546人目の名探偵
これ、お互いがお互いの初恋の相手な可能性ワンチャンあるな
547人目の名探偵
勝ち目なさすぎて死んだ
548人目の名探偵
大人の幼馴染CPイイっすね……
549人目の名探偵
こごえりは?
550人目の名探偵
あそこは喧嘩ップル枠だから
551人目の名探偵
松田が仕事休んで北海道まで駆けつけるのに同意してるの意外だった
意外と過保護?
552人目の名探偵
大事な恋人、双子の妹がキッドから二回もBWHのサイズ聞かれたって知ったら二人してキッドのこと追っかけ回しそう……
つまりキッド回にも登場可能に……!?
553人目の名探偵
YURIさんが出てきたことで萩原松田を出せる場面が一気に広がったな
553人目の名探偵
萩原松田に関してはずっと映画限定キャラのままの可能性もあると覚悟していたから、YURIさん(逆輸入ほぼ確定)の登場によって萩原松田の逆輸入もほぼ確定になって嬉しい
553人目の名探偵
YURIさん登場するとき一緒に萩原松田も登場してくれないかな〜~
最近白鳥警部補も原作に登場したことだし、あの二人もそろそろ原作に出てきてほしい
554人目の名探偵
本誌でもラブラブっぷりを見せつけてくれ
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998人目の名探偵
【速報】最新話にてYURIさん登場!!!!!祝原作逆輸入!!!!!
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