ツイステ二次創作。
内容としては、不屈精神マシマシの監督生(♀)がサバナクローを巻き込んで布教活動をする話。
トッポ並みに捏造設定と妄想たっぷりな作品ですので、地雷だなと思ったらすぐさまブラウザバックしてください。
自衛これ絶対大事!!
学園長の突然の思いつきによって始まった企画....もとい、NRC寮対抗子供向け動画大会は他の寮と大差を付ける形にて、【仮面ライダーサバナ】の動画を制作したサバナクロー寮の優勝で終わった。
それもそのはずで、何しろ他の寮が子供でも楽しめるコンテンツの動画だったのに対し、サバナクロー寮はターゲットを男児に絞り込む形で動画制作をしたところ、他の動画と比べて男児からの人気が高かったである。
更に言えば、子供向けにも関わらず大人でも楽しめるストーリーもあってか、子供と共に動画を見た大人達からも好評だったこともあってか、動画のリピート率もまたどの寮よりも高かったとか。
監督生によれば、現役のキンダーガーデン生やエレメンタリー生になりたての男児は、カッコいいモノに憧れる年頃なので仮面ライダーの需要は高いらしく、放送日になると食い入るようにテレビに張り付き、仮面ライダーの活躍を見守るのが日常風景だと語った。
監督生のその言葉を聞いたサバナ生達は、魔法士の卵としてのイマジネーション力が働いたのか、その光景をパーペキに思い浮かべたようで、確かにテレビに張り付くわなという反応になっていた。
また、ベルト型アイテムと他のアイテムを組み合わせて変身するスタイルも斬新だったらしく、マジカメでは男児達が手作りのベルトを作ると、そのベルトで【仮面ライダーサバナ】に変身する動画も上がっていたため、その動画を見たレオナは満更でもない顔となっていた。
一方、絶対に寮対抗子供向け動画大会を勝つと思っていたものの、サバナクロー寮の大差を付けられる形で敗れた他の寮の生徒達は、当たり前だが圧倒的勝利を見せてつけられたことに対し、とてもじゃないが悔しげにしていた。
だが、誰がどう見てもサバナクロー寮の動画のクオリティが高く、ストーリーやガジェットデザインも男児心をくすぐるものだったため、イグニハイド寮以外の寮生達は文句を言おうにも言えずにいた。
その姿を見たサバナ生は、動画制作の際に他寮の生徒からバカにされたこともあってか、その恨みをぶつけるかのようにプギャーと笑い、レオナとラギーはざまぁとばかりにニヤニヤと笑っていた。
ジャックと監督生に至っては、喧嘩を売ってきたそっちが悪いとばかりの反応になったため、他寮の生徒達はぐぬぬとなっていたのは言うまでもない。
そういうわけで、無事に寮対抗子供向け動画大会は終わったのだが
「....と言うわけで、【仮面ライダーサバナ】のグッズを販売する会社をカイワレ大根が立ち上げることにした」
「マジですか」
その【仮面ライダーサバナ】が何故か全世界へと放送されることになり、それに伴ってイデアがオモチャ会社を起業したことがレオナから告げられたため、監督生は思わずそうボヤいていた。
それはサバナ生達も同じだったようで、監督生と同じく良い意味で信じられないという顔になっていた。
レオナ曰く、【仮面ライダーサバナ】のグッズの販売を希望する人々が増えているのに加えて、そのグッズを許可なく勝手に作る輩の対策も兼ねて、イデアは起業するつもりなのだと語った。
それを聞いた監督生は、イデア先輩って意外と行動的なところもあるんだなと思った後、彼が立ち上げた会社なら信用できるなとも思ったのか、 とりあえずはイデアの起業した会社限定でグッズを売ることを決めたのだった。
「どうせグッズ販売をするのなら、強化フォームでも考えますか」
そんな中、イデアが立ち上げた会社とサバナクロー寮を交えた話し合いにて、監督生がその場に居る生徒達に対してそう言った瞬間、彼らは分かりやすく目を輝かせていた。
ただでさえ強くてカッコいい【仮面ライダーサバナ】に、強化フォームという男心を刺激するような概念があることを知ったサバナ生、そしてイグニ生達はそのことに対して当然ながら興奮していた。
その様子のサバナ生やイグニ生を尻目に、監督生はレオナとイデアに向けてこう言った。
「考えてみてください。仮面ライダーが強くなるにつれて敵も強くなり、心も体もズタボロになりながらも立ち上がり、そして新たな力を手に入れる....なんて展開、良いと思いませんか?」
監督生がそう言うと、お前は天才か?とばかりの顔になるサバナ生とイグニ生達。
いくら男子高校生と言えども、中身はまだまだヤンチャ盛りの子供。
なので、監督生の言い放ったその言葉に興奮しないはずもなく....その場に居た生徒達は一斉にこう思った。
そんなの、バチクソカッケェじゃん....!!と。
ただ、サバナ生達がそう思っているとは知らない監督生は、その言葉に一つだけ付け加えるようにこう言った。
「まぁ、究極フォームに近づけば近づく程に代償が強くなるのがお決まりなんですけどね」
監督生の口から出た代償という言葉に対し、サバナ生達は思わず耳を疑った。
強化フォームに?代償?
その物騒なワードに対し、獣人の方のサバナ生は耳をペシャッと下げていて、人間の方のサバナ生はガクガクブルブルと増え始めていた。
ただ、その光景を見たサブカル系ナチュラルボーンキラーの監督生はキョトンとしていたため、レオナはやれやれという様子でこう言った。
「おい草食動物、何で強化フォームに変身すると代償が付くんだ」
レオナがそう言うと、彼女はこの世界に変身=代償という考え方が無いのだと察したようで、オバブロという現象はあるのにそれは無いんだと思ったとか。
そして、彼女はしばらく考えた後....呆然としている彼らに向けてこういった。
「私の世界.....というよりかは、私の故郷の国だけかもしれないんですけど、昔から"大いなる力には大いなる代償がある"的な考え方があるんですよ」
「....つまりはアレか?強くなるのはタダじゃない、ということか?」
彼女の言葉に対し、その説明を理解した上でレオナがそう言うと、コクリと頷く監督生。
その言葉を聞いたレオナは、魔法が無い割には真理を突いているなと思ったのか、その顔には複雑そうな表情を浮かべていた。
「仮面ライダーシリーズの場合だと、強化フォームに変身したことよって肉体が汚染されたり、強化フォームに変身する度に味覚が失われる....的な展開があったりするので、それが逆により一層作品を面白くするというか、何というか」
監督生がそう言った瞬間、サバナ生とイグニ生達はどうしてそこまで....!!という反応になったが、彼女は既にメンタルがヤバめな生徒達に対し、死刑宣告をするかのようにこう言った。
「正義のヒーローだからこそ、ですよ」
監督生がバッサリとそう言うと、レオナはその言葉が引っかかったようで、どういうことだと尋ねた。
レオナからのその質問に対し、監督生はそのままの意味だと言った後、こうも言った。
正義のヒーローは、どんなことがあっても前を向いて戦わなければならない。
例え、それが自らの力に関する代償だとしても。
監督生曰く、この仮面ライダーシリーズは子供向け作品ではあるものの、大人でも楽しめるような骨太なストーリーになる傾向が強いのだと語った後、補足するようにこうも言った。
そもそも、初代仮面ライダーはショッカーという敵組織によって拉致され、敵と同じような怪人に改造された悲しき存在であり、元々はヴィランとして生み出された怪物であると。
一つ一つ丁寧に説明する彼女の言葉を聞いたレオナは、何故自分が主人公役に抜擢されたのかを理解したようで、何となく納得したような顔になっていた。
それは、話を黙って聞いていたイデアも同じだったようで
「何というか....監督生氏の世界のヒーローの正義の 重みとリアリティさが半端なさすぎて、逆に心がくすぐられますわ」
「「「「分かる」」」」
彼がそう言った瞬間、サバナ生とイグニ生達は同意するようにそう言ったのだった。
その言葉を聞いた監督生は、仮面ライダーってそういうものじゃないですか?という反応になったため、レオナはあの時のように面白いとばかりに笑っていた。
「と言うか、こーゆー番組を日曜日の朝から放送してる異世界って凄いな」
「本当にそれッスよ」
SNS上での【仮面ライダーサバナ】の反応を振り返りながら、そうしみじみと語るジャックとラギー。
そんな二人に対し、監督生は仮面ライダーの放送している時間帯の前後にて、戦隊モノと呼ばれるヒーローモノに加えて、変身ヒロインモノと呼ばれる戦う女の子のアニメが放送されていると告げると、サバナ生はともかくイグニ生も興奮したのは言うまでもない。
「あ〜、出来ることなら日曜日の朝だけは異世界で過ごしたい.......」
「まぁ、私の世界ではその時間帯に放送される作品群のことをニチアサって呼んでましたからね」
監督生がそう言った瞬間、サバナ生とイグニ生達はこう思った。
何だそのカッコいい略し方は!?と......
そんな反応をしている生徒達に対し、監督生はウチの国はオタク国家ですからと言った後、隣でスヤスヤと寝ているグリムのは頭を撫でた。
そういうわけで....【仮面ライダーサバナ】のグッズ展開をするついでに、地上波での放送が決まったわけなのだが、その時間帯が日曜日の朝だったのは言うまでもない。
「一応、グッズの売り上げの半分はお前の口座に入るようにしたぞ」
「マジですか」
寮対抗子供向け動画大会にて、ツイステッドワンダーランドに仮面ライダー旋風を巻き起こした動画、【仮面ライダーサバナ】が地上波で放送される。
しかも、変身アイテム等がオモチャとして発売される形で。
そのニュースが全世界に駆け巡った結果、男児達はもちろん大人達も全裸待機状態となり、SNS上では地上波放送を心待ちにしている呟きが相次いだ。
そんな人々に良い意味でトドメを刺すかのように、二人目の仮面ライダー....もとい、二号ライダーが登場することが明かされたことにより、ファン達がより一層盛り上がったのは言うまでもない。
そして、男児達や大人達の期待を背負って【仮面ライダーサバナ】は地上波で放送されたのだが....【仮面ライダーサバナ】はその時間帯に放送されているテレビ番組の中でも、トップクラスの視聴率を叩き出すというとんでもない現象を起こしていた。
と言うのも、作風的にコメディチックな展開とシリアスな展開が交互に来たり、話が進むごとに増える個性豊かなアイテムこと、ライダーバッテリーの存在もあってか、男児達の人気は揺るがないものとなっていた。
それに加えて、シシドーが古代文明の王の血を引いていたという王道展開。
そして、シシドーの先祖である王の意思を曲解した結果、環境破壊という形で星を汚す人間達を滅ぼそうとする敵組織【ドルイド】と、幹部達によって生み出される怪人【ライカ】の存在もあってか、男児や大人達はその関係性に心躍っていた。
更に言えば、強力な敵との戦いの末に【ストライクサバナフォーム】、【エナジーサバナフォーム】などの通常のフォームよりも強力なフォーム....通称"強化フォーム"の存在もあってか、胸の中のロマンを刺激された大人も少なくなかった。
しかし、更に強い敵との戦いの中で仮面ライダーとしての三つ目の強化フォーム、【ワイルドサバナフォーム】に目覚めたシシドーだったが、その直後に彼の体に異変が起きてしまう。
今の今まで、大人しい性格だったシシドーが攻撃的になったり、動物に好かれやすい体質故に肉を避けていたはずなのに、その肉をガツガツと食べたり....という具合で、シシドーに分かりやすく異変が起こっていたため、視聴者達は少しずつ彼に対して不安を抱いていた。
それはシシドーも同じだったようで、変わりゆく自分に対し、みんなを傷つけてしまうという理由で仮面ライダーを辞めようとするが
「今度、あなたが暴走したら私が止める!!」
という幼馴染の覚悟に触れたことにより、シシドーは再び仮面ライダーとして戦う決意をする。
幹部クラスとの戦いの最中、二号ライダーの【仮面ライダーイカロス】、三号ライダー【仮面ライダーアクア】のピンチに駆けつけた【仮面ライダーサバナ】は、【ワイルドサバナフォーム】の力によって飲み込まれつつも、幼馴染の存在を思い出してその力を克服。
その結果、【仮面ライダーサバナ】は全ての生物の頂点に立つ究極の存在に、【ファンタジックサバナフォーム】へと覚醒し、そのまま幹部達を蹴散らしていった。
この展開に対し、良い子の子供以上に大人が大興奮したため、逆に男児達は引いたとか引いてないとか。
その後、【仮面ライダーサバナ】と同じように強化フォームへと覚醒したことにより、追い詰められた敵組織【ドルイド】は人類を滅ぼそうとするが、それ阻もうとする仮面ライダー達のライダーキックによって、爆散する形でラスボスを倒すことに成功し、世界の平和を守ることに成功する。
【ドルイド】の魔の手から世界の危機を救った反面、【仮面ライダーサバナ】としての力を失ったシシドーは、先祖達が生涯を掛けて愛したこの星を守ることを決意したのか、幼馴染と共に自然保護や動物保護活動をしているシーンが映される形にて、【仮面ライダーサバナ】の物語は完結。
だが、それでもその人気は衰えることはなかったようで.....【仮面ライダーサバナ】の関連グッズは爆売れした末に、ヒーローショーといったイベントの概念も爆誕するのだが、それはまた別の話である。
次回予告
【仮面ライダーサバナ】の撮影が一段落した頃、監督生はふとした疑問を抱いていた。
その疑問は、やがて一つの創作のアイデアとなり....再びサバナを巻き込む形で始動することに。
努力の末に掴むのは勝利か、あるいは青春という名の戦いか。
個性豊かな仲間達との絆と、強者揃いのライバル達との戦いの果てに少年が見たものとは?
次回、スポ根モノはバイブル編。
【今回のネタ】
☆仮面ライダー(強化フォーム)
























日本テレビでヤッターマン、それが終わればテレ朝でスーパーヒーロータイムとプリキュア、それが終わるとフジテレビでゲゲゲの鬼太郎orドラゴンボール改・ワンピースを見ていたあの時代に戻りたい……