ツイステ二次創作。
内容としては、不屈精神マシマシの監督生(♀)がサバナクローを巻き込んで布教活動をする話。
トッポ並みに捏造設定と妄想たっぷりな作品ですので、地雷だなと思ったらすぐさまブラウザバックしてください。
自衛これ絶対大事!!
ある日、学園長の傍迷惑と言っても過言ではない突然の思いつきによって、NRCで寮対抗子供向け動画大会なるイベントが開催されることになり、生徒達はその動画撮影の準備に追われていた。
普通の動画撮影ならともかく、今回の大会では子供向けの動画ということもあってか、生徒達はそのアイデア出しに苦労していたとか。
そんな中、そのことを事前に知らされてなかった監督生はマジかという反応になっていて、グリムに至ってはヒキョーなんだゾ!!とプリプリ怒っていた。
元々、異世界に居た頃から不屈精神マシマシな傾向があった監督生は、グリムを引き連れて長時間ブーブー文句を言ったところ、これ以上長引くと面倒なことになると学園長は察したようで、どこかの寮と一緒に動画制作をするという形で話は一旦落ち着くことに。
ただ、学園長がランダムに選ぶと自分自身にヘイトが向きかねないという理由により、くじ引きで寮を選ぶことになったのだが....その結果、グリムがサバナクロー寮の名前が書かれたくじを引いたことにより、監督生達はサバナクロー寮と共に動画を作ることになったのだった。
「え〜、では改めて.....この度、皆さんと一緒に動画制作をすることになったオンボロ寮のユウと」
「グリムだゾ!!」
なので、今現在の監督生とグリムはサバナクロー寮に居たのだが....当のサバナ生達は監督生達と共にやるとは思ってもいなかったようで、マジかという反応になっていた。
しかし、くじ引きという公平な行為によって選ばれたため、学園長に文句を言おうにもくじ引きを理由に逃げられるため、サバナ生達の視線に不満の色が宿っていたのは言うまでもない。
そんな不満タラタラな寮生達を尻目に、サバナクローのリーダーであるレオナは彼女をジッと見つめた後、俺を楽しませろとばかりにニヤッと笑っていたが、その監督生自身はレオナのその対応に笑顔で返すと、彼らに向けてこう言った。
「それで.....具体的にどんな動画にするのかを教えてください」
監督生がそう言った瞬間、その言葉に反応するかのように少しだけピクッと耳を動かすレオナ。
その些細な動きを見逃さなかった彼女は、その笑顔を顔にピッタリと貼り付けたまま、レオナの方を見つめていた。
それはまるで、尻尾を掴んだとばかりに。
その監督生の様子を見たサバナ生達....と言うよりも、サバナクロー寮に所属している獣人の生徒達は皆一斉に何かを感じ取ったのか、少しだけ身震いをしていた。
「....それを教えて何になる?」
「だって、今の私達は仲間みたいなモノじゃないですか?なら....その内容を教えてもらうのが筋ですよね?」
ニコニコ笑顔を浮かべたまま、レオナに向けてそう詰め寄る監督生。
その彼女の姿を見たラギー、もとい夕焼けの草原出身の獣人達は、ああいうタイプの女を敵に回すとヤバいよなという顔に徐々に変化していた。
それはレオナも同じだったようで....過去の経験からか、これはマズイと獣人の本能として察知したのか、降参だとばかりに手を上げるとこう言った。
「....まだ動画のネタですら決まってねぇ」
「あれま、そうなんですか」
その言葉を聞いた瞬間、やっぱりとばかりにそう呟く監督生。
グリムに至っては、何でエラソーにしてたんだゾ....と呆れていたため、サバナ生達はゔっと声を漏らしていた。
ラギーによれば、突然学園長から寮対抗子供向け動画大会のことが告げられたことにより、当然ながらサバナクロー寮は大パニック状態となり、あーでもないこーでもないと作戦会議をしていたのだが
〈サバナクローの奴らは脳筋だから最下位に決まってるだろw〉
とある生徒がそんな風にサバナ生を馬鹿にした結果、彼らの不屈魂に火が付いた.....のは良いものの、それで肝心の動画の内容が決まることはなく、今に至るのだと彼が語ると監督生はサラッとした様子でこう言った。
「だったら、その罵倒を動画で殴り返せば良いじゃないですか」
「確かに」
監督生がそう言った瞬間、思わずそう反応するジャック。
暴力がダメなら、子供にとって魅力的な内容の動画で反撃すれば良い。
そう言わんばかりのの様子の彼女の言葉を聞いたサバナ生達は、思わずこう思った。
お前、ひょっとしてこっち側の人間じゃね?と....
それは寮長であるレオナ自身も思っていたのか、魔力無しの監督生がただのか弱い草食動物ではなく、自分達と同じ部活の魂を持つ怪物であることを理解したのか、面白そうだなとばかりに口角を上げていた。
「ちなみに.....ハーツラビュルは児童書や絵本の朗読系動画、オクタヴィネルは家族で作れる料理系動画、スカラビアは簡単に踊れるダンス系動画、ポムフィオーレはオシャレに目覚めた子向けのメイク系動画、イグニハイドは子供に人気のゲームの実況系動画、ディアソムニアは子供でも分かりやすい魔法史系動画らしいッス」
「ものの見事にそれぞれの寮の色が出てますね」
ラギーの説明に対して監督生がそう言うと、その言葉が心に突き刺さったのかは分からないものの、ガックリと肩を落としていた。
その光景を見たジャックは、オーバーキルだなと思ったとか。
そんな様子のサバナ生を知ってから知らずか、監督生は何かを考えたような雰囲気になった後、何かを思いついたようになった後、異世界人的には何気ない質問をするような感覚ではあるが、NRC的には爆弾のような言葉を吐いた。
「それじゃあ、こっちは正義のヒーロー系の動画とかはどうですか?」
「「「「は?」」」」
監督生が爆弾と言っても過言ではない発言をしたからか、思わず嘘だろ?とばかりに声を漏らすサバナ生達。
それもそのはずで、何しろヴィラン気質な生徒が多いNRCにおいて、正義のヒーローを演じると言うのは地雷にも等しいワードだったため、サバナ生達が一斉にブーイングが飛んだのは言うまでもないことだった。
「俺らにヒーローなんて無理だろ!!」
「ヒーローを演じさせるなら、RSA生にでもやらせろよ!!」
「そうだそうだ!!」
火山が噴火しているように不満が噴出しているサバナ生達に対し、監督生は大きく深呼吸をするように息を吸うと....そのまま息を吐き出す形で彼らに向けてこう叫んだ。
「シャラップ!!そしてダーイ!!確かに正義のヒーローとは言いましたが、王子様系とか勇者系のヒーローとは一言も言ってませんよ?」
「「「ぐっ....」」」
監督生がそう言うと、またもや悔しげに声を漏らすサバナ生達。
その様子を見ていたレオナはやるじゃねぇかという顔になり、グリムは流石は子分だゾ!!という反応になっていた。
そして、生徒達が静まり返ったのを確認した監督生は一言、彼らに対して今回の動画についてこう語った。
「今回、サバナクロー寮の皆さんと一緒に動画制作をする身として提案したいのは、敵と同じ方法で正義の味方へと変身した後、バイクに跨って道路をすっ飛ばしたり、キック系の技で派手に敵を倒す正義のヒーロー....通称、仮面ライダーです」
監督生がそう言った瞬間、その言葉を聞いたサバナ生は大きく目を見開くと、さっきとは裏腹に興味津々な様子になっていた。
どうやら、彼らの中のヴィラン魂.....または、男児精神が"敵と同じ方法で変身する"という言葉によって、まるで稲妻に打たれたかのように大きく刺激されたようで、その顔にはワクワクとした表情が映っていた。
更に言えば、"バイクに跨って道路をすっ飛ばす"というワードに加えて、"キック系の技で派手に敵を倒す正義のヒーロー"というワードも魅力的だったようで、彼らは自然と仮面ライダーという存在に興味を示すようになっていた。
「.....敵と同じ方法で変身する、だと?」
レオナもまた寮生と同じように、彼女のその言葉に興味を示したようで、続けろとばかりに監督生に対してそう言うと、彼女はニコッと笑いながらこう話を続けた。
「そのままの意味ですよ。この仮面ライダーはシリーズモノなんですけども....初期の頃は敵組織によって兵士として改造されたものの、反旗を翻してその敵組織と戦う系ライダーが多かったんです」
「ほぉ?そいつは面白そうだなぁ」
「でも、今の時代ではそういうネタは中々厳しいので、最近では敵組織の技術を応用する形で変身することが多いんです」
監督生がそう言うと、レオナは仮面ライダーという存在をもっと知りたくなったのか、その感情が尻尾に出ていたため、彼女は素直じゃないなと思ったとか。
なお、ある意味で彼の世話役となっているラギーもまたそう思った模様。
「具体的には、どんな風に変身するんスか?」
「そうですね......例えば、人を怪人に変えるUSBメモリを改良した結果、二人で一組の正義の味方に変身するライダーとか、怪人の体の核となる三つのコインを使って変身するライダー....とかですね」
「意外と多種多様って感じがするな」
監督生の説明に対し、思わずそう呟くジャック。
それを聞いたサバナ生達もまたうんうんと頷いていて、ラギーは面白そうとばかりにシシシと笑っていた。
そんな彼らを尻目に、監督生はその話を続けるかのようにこう言った。
「あと、基本的に仮面ライダーはベルト+αを使って変身するんですよ。だからなのか、オモチャ売り場で仮面ライダーグッズをねだる男児はたくさん居ます」
監督生がそう言うと、サバナ生達は思わずそのオモチャが欲しくなったようで、その顔には異世界が羨ましいとばかりの反応になっていた。
ジャックはジャックで、そんなオモチャがあったら弟が喜ぶだろうなと思ったとか。
そう考えている寮生達の様子を見て、これは勝てるとレオナは思ったようで....監督生に向けて一言、こう言った。
「....で、肝心の主役はどうするんだ?」
「どうするも何も、レオナ先輩に決まってるじゃないですか?」
「......は?」
学園長の突然の思いつきにより、予告なく始まった寮対抗子供向け動画大会は、生徒達の想像以上に好評であった。
彼らは、自らの寮の動画が一番と考えていたからか、その勝利が確実であると並んでいたようなのだが、その目論見はサバナクロー寮が投稿したとある動画により、崩れ落ちることになった。
【仮面ライダーサバナ】というタイトルのその動画は、他寮の生徒の予想とは裏腹に大きくバズったようで、SNSのタイムラインでは常に話題で溢れかえっていた。
そして、それに付属するように"絶対学生制作のクオリティじゃない"や、"テレビ放送キボンヌ"という投稿が相次いだため、動画の再生数の集計をしていたイデアは呆然としていた。
「え、何これ?ドユコト?」
ついこの間までネタ決めに苦労していた末に、殴り合いの喧嘩にまで発展しかけたあの不屈寮が、皆が脳筋だと馬鹿にしていたあの不屈寮が、今現在の再生数トップを独走していることもあってか、その現状を画面越しに見たイデアがそう声を漏らしたのは仕方がなかった。
何か依存性の高い魔法を使ったのか?
イデアは一瞬だけそう思ったものの、そんなことをすれば垢バンをされるのが目に見えていたため、ますます深まる謎に対して首を傾げていた。
そして、彼はその謎を解明しようと思ったのか.....彼はその動画を、【仮面ライダーサバナ】なる摩訶不思議なヒーローの動画を再生した。
動画が始まると、NRCの校章と寮対抗子供向け動画大会という文字が浮かんで消えた後、今度はサバナクロー寮の寮章が表示されると、SAVANACLAW for presentsというテロップもまた続くように表示されていた。
そして、それらのモノが画面から消える形で暗転した後、派手な曲調のオープニング曲と共に動画内に現れたのは、マジホイで道路を走る鎧と覆面を被ったヒーローであったため、根っからのオタクであったイデアはこう思った。
あ、これ男の子が好きなやつだ。
オタクとして直感的にそう思った彼は、カッコいいオープニング部分から目を逸らすことなく観た後、そのまま動画の本編部分も観ていた。
レオナ演じるこの動画の主人公、シシドーは非常に動物に懐かれやすい体質であったものの、本人は過去の出来事から動物が苦手だったため、常にその体質のことで悩んでいた。
ラギーが演じるシシドーの幼馴染は、そんな彼の理解者としてその不思議な体質について案じ、思いを寄せていたが....そのことが彼に中々伝わらなかったため、視聴者達はヤキモキしていたとか。
一方、いつもはグータラなレオナが謙虚かつ心優しい青年を演じているからか、そのギャップに対してイデアはポカーンとしていたが、仮面ライダーの存在が気になっていた彼はそのまま動画を見続けていた。
そんな中、シシドーはいつものように動物から逃げる際に来店した骨董屋にて、古びたベルトと小さなライオンの像を押し付けられる形で買ってしまい、断れなかった自分に対し、情けないやつだと思いながら彼はションボリと落ち込んでいた。
それと同時刻のとある街にて、フードを深く被った一人の怪しげな男が現れたかと思えば、その男はベルトらしき物にとあるアイテムを差し込んだ瞬間、男の影が伸びたかと思えば、その陰から人ならざる怪人が現れたため、街中はパニックとなっていた。
ちょうどその時、騒ぎを聞きつけたシシドーはその光景に呆然としていたが.....幼馴染が襲われそうになっていることに気がついた彼は、勇気を振り絞って幼馴染を逃すことに成功する。
しかし、それが原因で今度はシシドーが怪人に襲われそうになるが、突然そこで黄金のライオンの像が動き出す形で応戦すると、その黄金のライオンが戦えと催促したためか、当たり前だがシシドーは呆然としていた。
だが、このままではヤバいと思ったシシドーは、黄金のライオンに促されるままにベルトを巻いたところ、黄金のライオンは電池のような姿に姿形を変え、彼の手元へと飛んでいった。
「ま、まさか.....この展開は!?」
そして、シシドーは覚悟を決めた様子でその電池を....ライオンバッテリーをサバナドライバーに装備した後、こう叫ぶのと同時に変身した。
「変身!!」
その瞬間、シシドーはライオンを召喚したかと思えば、そのライオンがオレンジ色の鎧へと変化した末に、その鎧を身に纏った戦士へと、マスクドライダーこと仮面ライダーサバナへと変身したため、イデアはコロンビアポーズをしていたとか。
仮面ライダーサバナの姿を見た怪人、そしてフードを深く被った謎の男は、彼に対して百獣の王が復活したのか!?と驚いていたが、それでも敵ではないと思ったようで、怪人は彼に向けて攻撃を仕掛けていた。
けれども、その攻撃は仮面ライダーサバナに効くはずもなく、逆に彼からの攻撃を受けて後退してしまう。
当の仮面ライダーサバナ自身はそのことに驚いていたが、これで故郷の街のみんなを守れると思ったのか、そのまま怪人との戦闘に突入することに。
やがて、追い詰められた怪人はそのまま逃亡したため、どうしたもんかと思っていた時....その場にチーターのような動く像が現れたかと思えば、チーターの像もまたライダーバッテリーへと変化したため、そのバッテリーをベルトへと挿入した。
すると、そのバッテリーからチーターが召喚したされたかと思えば、そのチーターはマジホイに変化した姿を見届けた彼は、そのマジホイに乗り込むと怪人の追跡を始めた。
「は、はわわ....カッコ良すぎるでしょ!!」
その後、怪人に追いついた仮面ライダーサバナは戦闘の末に、必殺技であるライダーキックを繰り出す形です怪人を倒したことに成功。
だが、このことが夢だと思ったシシドーは家に帰るとベッドで横になっていたのだが
「おいシシドー!!これは夢じゃないんだゾ!!」
というライオンバッテリーの言葉により、これから自分はどうなるのかと案じる場面で動画は終わるのだった。
「うん、これは再生数がトップですわな」
動画の内容を見て、納得するようにそう言うイデア。
イデアの予想通り、この動画の再生数は更に伸び....この企画が、寮対抗子供向け動画大会が開催されていた期間において、トップを独走し続けていたのは言うまでもない。
【今回のネタ】
☆仮面ライダーシリーズ


























覚え間違いかも知れませんが、各寮の特色に似た仮面ライダーいませんでしたっけ?このまま仮面ライダーが布教されたら間違いなく各寮仮面ライダー爆笑誕ですね🤣