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Monkey Business

まりありおまりありお

いつかDark Deceptionをやりたい。

・これはホラーゲーム実況を見るのが好きな
監督生がDark Deceptionをやるだけの話です
もしかしたら続くかもしれません

・もう既に似たような話があれば申し訳ありません

・ホラーが苦手等の方は自衛ください

・大丈夫な方は次ページからどうぞ!

・監督生は男です

・7章が終わった後設定

監督生はゲームが好きだが
その中でもホラーゲームが好きだ

彼のパソコンにはいろんなホラーゲームがあった
Switchにもホラーゲームがあった
そんなホラーゲームを夜中にやるスリルと
いえばもうたまらないものであった

だが、そんな彼の楽しみは
ツイステットワンダーランドに来てから無くなった。

「ここには満足できる
ホラーゲームという物が‥なーーーい!!!」

ダンダン!!とオンボロ寮の机を叩き
監督生は嘆いた

そう、ここには満足できるホラーゲームがない

そもそもホラーのレベルが低いと監督生は思う
ゾンビが出てくる、やらガイコツが出てくるやら
そんな物では小学生の頃にリングの映画を見て
ホラーが好きになった監督生からしたら
満足できることはなかった。

「うっうっ‥‥‥The Classroom‥
Dark Deception‥‥魔女の家‥‥‥
株式会社闇‥やりたい‥やりたい‥」

次々にホラーゲームの名作を上げては
しくしくと泣いていた監督生の元へ
ゴーストのおじさんがやってきた。

「ユウー!ちょっと来てもらってもいいかい?」

「しくしく‥なんですか‥」

しかしこんな監督生の思いを感じ取ったのか
なんともご都合展開なことに

「物置にまた新しいパソコンと
知らないゲーム機があってね
これ、いつの間にかあったんだよ
ちょっと来てもらってもいいかな?」

「‥パソコン?」

はてパソコンとゲーム機なんて
物置に置いてただろうかと監督生が
首をかしげて物置を除くと
そこには既にグリムがいた。

「お、子分!!このパソコンと
ゲーム機物置にあったんだ!
これ使ってもいいのか?」

そう言ってグリムがさした先に
鎮座していたパソコンとゲーム機を見た
監督生は目を見開き、震える手で
口元を覆う。

「お‥おぉ‥!お‥お‥」

「お?」

「おおおおお!!!俺の!!
俺の愛しのパソコーーン!!
愛しのSwitchーーー!!!
ホラーゲームがぎっしり詰まった
Switchとパソコンーー!!」

「ぶなっ!?」

グリムのことを押しのけて
パソコンとSwitch、そして横に転がっていた
Switchソフトケースと充電器
諸々を拾い上げて
抱き締めキスを交わす監督生に
グリムは少し引いた。

「会いたかった〜!!俺のパソコンとSwitch‥!
どれ、中身無事か!?‥無事だぁ!!
やった!」

「それ‥子分のなのか?」

「そうだよ!元の世界のパソコンとSwitch!!
あーーこれでホラーゲーム遊び放題‥!!
あ、そうだ」

ぴん、とここで監督生の頭に電球が
浮かんだ様な気がした
監督生はここでいい考えが浮かんだのだ。

「なぁグリム、俺の世界の
ホラーゲームやらないか?
そんで配信しようぜ」

「ふな?」

これは元の世界のホラーを布教するチャンスだと
監督生はパソコンを操作し
どれを遊ぶか、と探し‥

「あ、これ!!実況で見てから
ずっとやりたかったやつ‥!」

そう言って監督生が出したのは‥

その夜、スマホやパソコンて
動画サイトをベットに寝転がり
見ていたエースは
とあるものを見つけた

「ん?うぇっ!なんだこれ!!」

それはなにやら口元に血らしき物が
着いた猿がドアップで写ったサムネイルの動画
どこの誰がこんなものを、と見てみると‥

「オンボロ寮のゲームチャンネル‥
監督生のチャンネルかこれ?」

監督生のチャンネルらしいと知った
エースは試しに、と開いてみると
監督生というワードにつられた
デュースも画面を覗いてきた。

「なんだ?監督生がどうした?」

「なんか監督生が変な配信やってんの
‥つか!見たいなら自分のスマホで見ろよ!」

うがー!とデュースを振り払うと
デュースも自分のスマホで監督生の
動画を開き見始めた
配信タイトルには

【異世界ホラーゲーム Dark Deception】

と書かれておりチャット欄には既に
人が集まっていた
動画を開くなり、不穏なBGMが流れ
なんともホラーな猿がドアップで映る
灰色のタイトル画面が露になる。

「うわ‥怖い猿だな‥」

「なにこれ、ダークディセプション‥?
監督生の世界のゲームか?」

そのまま待機していると、監督生の声が聞こえた。

「皆様どうもこんばんは、いい夜ですね〜!
オンボロ寮の監督生です!」

「グリム様なんだぞ!」

「はい、本日はですね
オレの元の世界のパソコンとSwitchが
オンボロ寮で見つかったので
せっかくなら異世界のホラーゲームを布教しようと
この配信を始めた所存です!

このゲームは行けないことをした主人公が
人生をやり直すために悪夢の中で
シャードというクリスタルを
集めて行くというホラーゲームです」

監督生の世界のホラーゲームということで
人はかなり居るようだが監督生の
説明を聞いたチャット欄は
それだけ?と騒いでいた。

[え、クリスタルを集めるだけ? ]

[つまんね]

[悪夢の中で、ってのが気になるけど]

[ほんとに怖いの?]

そんなチャット欄に監督生は
ニヤリ、と笑って答えた。

「怖いですよ〜!!あんまり舐めない
方がいいかと‥それじゃぁやっていきます!
グリムと交代でやっていきますね〜」

「集めるだけなら余裕なんだぞ!!」

監督生がタイトル画面の「初めから」を
押すと「Dark Deception」とタイトル名が
女性の声で読まれ、ゲームのストーリーが
始まった‥

「始まった、Dark Deceptionのプロローグからだね」

ゲームが始まると黒い画面に白い文字で

『これでお終いだ。
もはや私の信念は闇の中だ‥』

と打ち込まれたかと思うと
30〜40程の美しい女性が現れた。

『あら!また一人、仲間が出来て光栄だわ。』

『こっちヘいらっしゃい。あなたをよく見せて‥』

現れたのはビアスという名の女性だった
この女は誰だ、とチャット欄もグリムも騒ぐ。

「なんかおばさんが出てきたんだぞ?」

「この人はこのゲームのメインキャラクターの
ビアスだよ、ゲームのサポート役かな」

チャット欄ではビアスの胸の空いた服が
気になる奴やもう少し若かったら
好みかも、いいや化粧が濃い
でも結構美人だ等
ビアスについて色々話している者がいた。

『がっかりだわ。本当にね‥‥‥
恐れも、欲望も沢山‥あなたはもっと
マシかと思っていたのだけれど』

『そんなに混乱したような顔をしないで
ちょうだい‥あなたの頭の中に隠して
あることは全部わかっているのよ。
あなたのやった酷いことも知っているわ
無駄になった善意の多いこと‥‥あなたの後悔が
見えるわ、それも魂を食いつくすような‥』

『はっ、でもその時が来てここに来てしまった
ようね‥‥‥躓いて、頼み込む時が。』

『もう戻れないわ、待っているのは死だけよ。』

『恐れないで、あなた‥あなたには才能があるわ
私には見えるの、あなたの運命を変える
お手伝いができるわ。
でも新しい人生が欲しければ
かなり苦しんで貰う必要かありますけど。』

ここまでストーリーを読んだ
チャット欄の視聴者も
グリムも会話のないように固まった。

「‥‥‥ふな?な、なぁ、子分‥
この主人公って、死んでるのか?」

「いや、死にかけてるってところかな‥?
意識不明とかそこんとこかな」

「じゃあなんでこのビアスって奴と話してんだ!?」

「意識だけビアスの空間に迷い込んだって
ところかな‥?」

まさかの主人公が意識不明説が出て
チャット欄は大騒ぎだった。

[いやいきなり新しい人生とか
主人公死にかけてるとか情報追いつかねぇ!!]

[設定おっっも!!!]

[ここあの世でもないの??どういう事??]

そんなチャット欄を無視してゲームへと戻ると
ゲームよビアスが説明をしていたので監督生が
読み上げる。

「このゲームはビアスの言う通り、このポータルの
先にある悪夢に隠されているリングを
持ってくる事が目的だよ
死んだら死ぬよりやばい事になるからね
さて、ファーストステージが開いたよ」

大きな音と共に怖い猿のポータル
が現れグリムは飛び上がった。

「ぶなぁっ!?びっくりしたんだぞ!!
こ‥怖ぇ猿‥いやいや、怖くねぇけどな!!」

「さて、突入〜!!」

猿のポータルへと突っ込んでいくと
赤い文字で[Monkey Business]と
表示され小さめだが綺麗なホテルに
飛ばされた。

「ここが最初のステージだね」

「なんだ?怖いところかと思ったけど
綺麗なホテルなんだぞ!」

ホラーゲームと言っていたわりには
綺麗なホテルだ、と視聴者もコメントをした。

[ほんとだ、結構オシャレ]

[もうちょっと汚れてて
廃墟みたいなの予想してたら違った]

監督生が操作して奥へと進むと
先へ進んだ廊下に設置されていた
猿のパネルがバタン!!と倒れた。

「ふぎゃーーーー!?!?」

「ただパネルが倒れただけだよ」

いきなりパネルが倒れてグリムも
視聴者もかなり飛び上がり、驚いた
様であった
ここには結構驚くよな、と
監督生は愉悦を感じながら進む。

「ふなぁ‥猿の絵が沢山あるんだぞ‥‥‥‥
なんだか暗くなってきたんだぞ」

「ここから怖くなるんだよなぁ」

チン、とエレベーターの到着音が響き
さらに進んでいくと‥

「なんか乗ってる‥んだぞ?
エレベーターギチギチになってるんだぞ」

「きたきた!」

そしてさらに進んでいくと‥

エレベーターに乗った猿が叫びを上げ
エレベーターは猿を乗せて上へと上がった。

「ぎゃーーーー!!!」

「さて、上に行くよ」

「ま、まさかさっきの変なのがいるのか!?」

「え?うん、だって

これはさっきの絵に写ってた猿に
追いかけられながらリングを手に入れる
ゲームなんだから」

ただあつめるだけじゃないよー?

と、監督生がエレベーターに乗り込みながら
説明をすると要約怖いホラーゲームで
ある自覚が出来たグリムは
震え始めた。

「グリム怖い?」

「こ、怖くねーんだぞ!!」

「そっかそっか」

そして上へと上がるとビアスが
説明をしだした
目の前に見えるクリスタルの欠片‥
この悪夢で散っていった人間の成れの果てである
人間の魂の欠片を集めると
リングピースを回収出来る
しかしこの悪夢には悪夢の番人が
徘徊している‥と。

「ふな‥‥‥‥」

[人間の魂の欠片‥?]

[人間の成れの果て‥?]

[ぴぇ‥]

先程、怖いのか?このゲームと
コメントをしていた視聴者も震えあがった
そしてこの配信を見ていた
エースとデュースもくっつきながら
見ていた。

「悪夢に殺される、とか‥
いやいやいや物騒!!」

「人間がクリスタルになるのか‥!?」

「さて!やろうか!!」

そんな視聴者を置いて監督生は
ワクワクとした様子で
入口に貼られた板を壊して
ゲームを開始した

中へ入るとキレイめなBGMから
不穏で怖いBGMになった。

「俺がやられたら次グリムね」

「ふなっ!?お、オレ様も!?
ま、まぁ石集めるだけなら
余裕なんだそ!!」

「そうかなー」

監督生が順調にシャードを
集めていくと後ろからドスドス、と
足音が聞こえBGMが変わる。

「な、なんの音だ‥?」

「あ、ヤバい猿に見つかったかな」

そう言いながら監督生が視点を後ろへやると‥

「ふ”な”ぁーーーーー!!!猿ーーー!!!」

「うははは!!」

両手にナイフを生やしたホテルマンらしき
格好をした猿が追いかけてきていた
グリムに引っ付かれながら監督生は
挟み撃ちにされないように音を聞き分けて
距離を取って逃げる。

[おぎゃぁぁあーーー!!!
猿!!めっちゃ怖い猿が!!]

[猿は動物園に帰りなさいよっ!!]

[逃げろ!!逃げろ!!]

何とか逃げ切り、監督生は先に
外周から集めているがグリムは
監督生にひっつきながら見ていた
そして順調に集めて
100を切り70辺りになった。

「やっと100切って終わり見えてきたな」

「は、早く出たいんだぞ‥」

そういいながら集めているとまた
猿が現れ追いかけられる‥
監督生は逃げていくが

「あっ!!やばっ、挟み撃ち!!」

「ぎゃーーーーーー!!!」

挟み撃ちにされ猿に捕まる、と
ナイフを構えた猿のドアップが映り残機が減った
猿の叫び声もあり、かなり驚き
怖がった視聴者は多いらしい。

[びゃーーーー!!!]

[口に血がついてるーー!!]

「俺やられちゃったしグリム
次やっていいよ 」

「ふなっ!?!?い、いやオレ様
見てるほうが楽しいからいい!!」

「そう?なら遠慮なく」

残機が減ると監督生はグリムに
操作権を譲ろうとしたがグリムが
拒否したので監督生がまだやる事にした。

「さてと、シャードが少なくなると
敵との遭遇が多くなるんだよな」

「また猿が来てる音がするんだぞーー!!
子分ーー!!」

「大丈夫大丈夫、ほら!前に
お助けアイテムみっけ」

前に映っていた玉を取ると
タブレットに赤い印が映され
グリムは首をかしげた。

「?なんかタブレットに写ってんだぞ」

「これは敵の場所が分かるお助けアイテムだよ
これで猿を巻ける!!」

そしてシャードを集めていき
シャードの残りは30
上手く巻きながら、お助けアイテムを
使いながら集めて最後のひとつを取ると‥

「よし最後!!」

「やっと終わっ‥‥‥なんか猿の
叫び声が、ってふなぁーーーーー!!!」

「そうそう、シャードを集め終わっちゃうと
敵が追いかけてくるんだよ」

「先に言えーーー!!」

やっと終わったかと思えば怒り狂った
猿が追いかけてきていた光景に
とうとうグリムは涙を零し
チャット欄も阿鼻叫喚だ。

「よし、ポータルに戻ろう!!
リングピースを取ってと!」

リングピースを取ると何者かの
声が聞こえた。

「だ、誰なんだぞ!?」

「ボスだね、悪夢のボス
さてエレベーターに‥」

監督生がエレベーターへ乗ると
壁を破壊して目が真っ赤な猿が現れた。

「ぎゃーー!!も、もうダメだ!!」

「大丈夫大丈夫ほらしまったよ」

「ほっ‥良かった‥けど
まだ猿の声がするんだ‥‥‥‥
ふなーー!!猿がいっぱい
エレベーターから降りてきた!!
もうしつこいんだぞ!」

エレベーターへ乗り、帰れるかと思えば
また猿が追いかけてくるホラー展開‥
猿に追いかけられながらポータルへ
飛び込めば、リザルトが画面に移り
ゲームクリアとなった。

「お、終わったのか‥?」

「第1ステージクリア!」

「こ、怖かったんだぞ〜!!」

へなへな、とグリムがへたり込むと
チャット欄もやっと安心したようで
コメントが流れ、ストーリーが始まる。

『素晴らしいわ!やり遂げたわね
そして私の友人にも会えたみたいね
思っていたよりも早くに、ね 』

『ビアス!この期に及んでまだ固執するか‥
彼女の言うことを聞くな、ニンゲン
奴は貴様を利用しているだけよ
リングを渡そうものなら‥それなりの目に
あうことになるぞ
これは警告だ!彼女を手伝うものなら
貴様は苦しむことになるぞ!』

『聞いちゃダメ!奴の力はここまで届かないわ
長かったわ‥そのリングは天国のふるいって
呼ばれているの、皮肉な名前だと思わない?
中に込められているのは悪魔の力だって言うのに‥
究極の残虐さを持つ、ちょうどさっき貴方が会った
存在、マラクのね』

『リングを完成させなさい
そしたらあなたの暗い欲望を叶えるために
マラクの力が使える‥って伝説にはあるけども。』

ボスの名前はマラクで、そして集めているのは
悪魔の力が詰まったリングピースと
いう新事実が判明し
次のステージが開放された
次は口が裂けた少女のステージらしい

[悪魔がボスなの!?]

[なんて悪魔が‥色々ストーリーが
デカすぎ!!]

「次のステージが開放されたけど
次回に回します!それではまた次回!
おやすみなさーい!」

「おやすみなんだぞ‥」

そして監督生の配信が終わると
ぷるぷる、と震えながら
デュースがエースに話しかけた。

「な、なぁ、エース‥あのゲームって
悪夢のゲームなんだよな‥?
あ、あんな悪夢見たらどうしよう」

「言うなよ!!もう!!
考えるだろうが!!」

そして、案の定監督生の動画を見たせいで
あの猿が夢に出てきた、と嘆く生徒が
複数いたとか。

— End —

Comments 4

グミ3 个月前
Sticker
K
kagerou3 个月前

最近更新していないのか実況で聞かなくなったDark Deceptionか、自分として次のステージまで行って学校ステージでさらに驚かせてほしいね。

Sakuria
Where every work blooms
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