*マキマさん成り代わり
*捏造注意
*救済してます
*書きたい所しか書かない
.ビッグな3と一緒!!
『失礼します。通形先輩はいらっしゃいますか?』
控えめで、且つよく通る声が教室に響いた。
聞き慣れない声に釣られてそちらを向くと、猛禽類のような瞳が一瞬だけ自分をその金色の中に映した。酷く美しいと思うと同時に背筋に緊張が走った。
いや、違う。これは緊張などではなく"恐怖"だ。
『あれ、もうランチに行っちゃいました?』
「ぁ、み、ミリオなら________」
「ここに居るんだよね!!!」
『わあ。びっくりした。』
「それ絶対ウソだよね!!!」
女子生徒のちょうど横にあった扉の中心から顔だけを出した自身の幼馴染であり、彼女が探している人物である通形ミリオ。初対面でこれはかなり引かれるのでは、と思ったが彼女は表情一つ変えずにミリオの方に体を向けた。
精巧に作り込まれた人形のような、感情の感じられない笑顔を浮かべた目の前の女子生徒。未だ消えぬ恐怖心に自分でも疑問に思いながらも幼馴染と女子生徒のやり取りを見守ることにした。
「すごいね!君!俺が顔を、いや、声を出す前から俺に気付いてたよね!!気配消してたつもりだったのにまさか気付かれるとは思わなかったんだよね!!」
「君知ってる!今年の1年生の体育祭で優勝した普通科の子だよね!確か名前は早川さん!!ねえねえ合ってる?ねえ合ってる?」
「波動さん、彼女はミリオに用事があるみたいだから…」
『ふふ』
『合ってますよ、波動先輩。普通科1年C組の早川マキマです。』
よろしくお願いしますね、
そう言って微笑んだ彼女の笑顔からは、先程とは違い人のあたたかさをしっかりと感じることが出来た。
.
『あ、通形先輩。お久しぶりです』
「お、奇遇だね早川さん!俺のアドバイスは役に立った?」
『うーん、あんまりでした。』
「それは残念だ!!!!」
HAHA!!!と豪快に笑った後、良かったら一緒にどう?とお誘い頂いたので通形先輩とお昼を食べることにした。後でねじれ先輩や天喰先輩も来るらしい。あ、ねじれ先輩が私に手振ってる。やーん、ねじれ先輩今日もかわいい
A組と訓練する前に通形先輩に突撃!!通形先輩にアドバイスを貰おう!!(狂)をしたので面識はしっかりあるし割と仲良くさせて頂いている。通形先輩と私は戦闘スタイルが完全不一致なんで結局アドバイスされたことも全く役に立たなかった。ごめんね先輩。私Power系じゃないんだ。
どうやら体育祭のことが響いて他学年の先輩方も私のことを認知しているようでびっくり仰天である。体育祭の影響力ってすご。目立ち過ぎかと思ったけどかわいいかわいいねじれ先輩がそのお陰で私に興味を持ってくれたので結果オーライ。かわいいは正義。
「A組とはどんな訓練をしたんだい?」
『先輩と同じでしたよ。私vsA組。形式上は勝ちましたけど、私納得いってないです。緑谷君手強くて背負い投げされちゃったし個性は効かないし…』
「うん、ちょっと待って欲しいんだよね」
『?』
「?じゃないんだよね!」
「俺と同じってその状況不利過ぎないかい?早川さん普通科だよね?それにヒーロー科相手に、しかも大人数を相手にして勝利するって君何者?」
『相澤先生にプロ含めもっともNo.1ヒーローに近い男とまで言わしめた先輩に言われたくないです』
「照れるね!!」
そうじゃなくて!!と大声で話を戻した通形先輩。おもろいなこの人。つぶらな瞳が根津校長先生にちょっとだけ似ててかわいい。顔から下は筋肉だるまだけど。
A組と軽く手合わせする予定なのでアドバイス頂けませんか?と前回通形先輩に質問をした。私より先にA組と手合わせしてるしもし個人の弱点とか気付いたとこあったら教えてちょ♡の意味だったんだけど対人訓練のいろはを教わって終わった。ああ、あれもしかして私が初心者だと思って丁寧に説明してくれていたのかな。今気が付いたよごめんね先輩。「あとは何よりもパワーだ!!」と、アドバイスを頂いたが全く役に立たなかった。ごめんね私脳筋じゃないんだ先輩。
私が緑谷君以外を開始後すぐに瞬殺したことも教えたらきらきらの青い瞳がまんまるになった。トガちゃん風に言うととてもカァイイ。
「強過ぎるよね!!君!!」
『先輩に言われるとなんか…素直に受け取れないです』
「心外!!!」
「ねえねえ2人でなに話してるの?私も入れて!ねえねえ何の話?」
「早川さんが強過ぎるよねって話なんだよね」
「……、」
『天喰先輩?座らないんですか?』
「ヴ、すまない、」
『えっ』
「環はちょっと人見知りでね。すぐに慣れるさ」
『頭抱えて膝ついてますけど大丈夫です?これ』
「ノミの心臓ってやつさ!」
「みんながみんなミリオみたいにすぐに人と打ち解けられると思わないでくれ…」
じぃっと見てると漸く顔を上げた天喰先輩と目が合った。が、次の瞬間大袈裟に肩を揺らして後退りした。
この人、多分気付いてんな。
『今は相澤先生から指導を受けてるんです。捕縛布を練習中なんですけどアレほんと意味わかんなくて…』
「不思議!ただの布なのに蛇みたいに自由に動くもんね!ねえどういう仕組みなの?」
『分かったらこんなに苦労してないです…』
「HAHA!!相当キツいみたいだね!!」
少し雑談をした後、予鈴がそろそろ鳴るので先輩方とはさよならだ。こんな突然凸ってきた後輩相手に良くしてくださるんだから本当良い先輩だよな。
食器を片付けてる先輩に近づいて逃げられないようにそっと手を重ねた。
『先輩、』
「っ、早川さ、」
『私のこと、嫌わないでください』
野生の勘か…その個性故に人よりも五感が鋭いらしい。
私が"人じゃない"って、直感的に気付いちゃったんだね。直感はそう言っているけど理解は出来なくて戸惑ってる感じかな?そんなにあからさまに態度に出されるとちょぴっと傷付くかも、
マ、嫌わないでとは言ったけど本人にそんな気は無いことぐらい分かってる。根津校長先生も含め、個性の影響で身体や五感諸々が動物に近い人は本能的に私が人じゃないと気がつくらしい。根津校長先生は初めましての時に5分くらい動かなくなった。そんなに悪魔の気配って怖いの?私自身は怖くないからそんなに怯えないでね。
彼らは得体の知れないナニカに本能的に恐れてるだけ。
なら、私は安全だよって教えてあげればいい。
『私…天喰先輩のことスキなのでちょっと悲しくなります、』
「な"ッ、」
『あれ』
漫画ならぼんっ!!と効果音が付きそうな勢いで顔を赤く染めた天喰先輩。
天喰先輩は顔が好みだし前世でもそれなりに推してたので嫌われるとイヤだなーーって思ったから素直に伝えたんだけどやり過ぎました。先輩、こんな近くにねじれ先輩という美しい女性がいるのに女の子慣れしてないんですね。解釈通りです。
「〜〜ッ、き、嫌っては、!!…、ない、です…」
『ありゃ』
「環?なんで早川さんの前で跪いてるんだい?」
『すみません通形先輩、やりすぎました』
「うん?」
『私が美人過ぎるあまりに…』
「否定はしないけど、これ今どんな状況だい???」
『否定しないんだ…』
後日、天喰先輩は顔を合わせるだけで真っ赤になって逃げるようになった。
すみません先輩……マキマさんが美し過ぎるあまりに……
.鳥さんと一緒!!
『お断りします』
「その断りをお断りします。」
『断り返しと来たか。』
「ふざけるな」
右手をご覧ください!眉間に皺を寄せて深ーーーーい溜め息を吐いた相澤先生がいます!!さて、私の目の前をご覧ください!ニコニコとぶっちゃけ胡散臭い笑顔を浮かべた初めましての人ホークスが座っています!!!
わあ!!なんて重い空気なの!!まさに地獄絵図!!!帰って良いですか?先生私早退します!!!
「…ていうか、なんで保護者代わりが俺なんだ。岸辺さんに直接聞いた方が早いだろう」
「いや〜、なんでか知らないっすけど俺岸辺さんに避けられてて。事務所行っても会ってくれないんですよねぇ」
『…』
「はいそこ、逃げようとしない」
『この羽って痛覚あります?』
「うーん、返答次第では俺の帰りの手段が交通機関になる予感」
『はは。たまには地に足つけてピヨピヨ歩いてみては?』
「あはは。その煽りスキルも岸辺さんの教育の賜物だね」
どうして大人気ヒーローホークスと胃の痛くなる会話をしているかと言うとそれは10分程前に遡る。
「早川、今日は自主練ってさっき相澤先生が」
『え、ラッキーじゃん。デートでもする?』
「外出届面倒だからパス」
『ワンちゃん達の散歩頼もうと思ったのに』
「そんなことだろうと思ったよ」
『心操君釣れないなぁ。こんな別嬪さんが誘ってるっていうのにさ』
「本当、勿体ないことするね」
『…、!』
「女の子からの誘いを断るなんて野暮だぜ」
「ホー、クス?」
「で、急で悪いんだけど君の彼女借りるね」
「待っ、!!」
心操君と無駄話してたら突然窓にホークスが現れてなんと私をお姫様抱っこしてそのまま空中へ飛び立ったのだ。心操君はあまりに驚き過ぎて目がいつもの倍開いてた。そんなに開くんだ君の目。私はそれにびっくり。
見上げるとホークスが人好きのする笑顔で私を見ていた。状況が理解出来なくて声すら出なかった。やってることが誘拐犯と同じでも社会的地位の高さと顔面の良さでカバー出来ちゃうんだ。ヒーローってすご。
『No.3ヒーローがしがない普通科生徒に何のご用です?』
「流石岸辺さんの娘さんだ、肝が座ってるね」
「スカウトさ」
「君、公安委員会直属のヒーローにならない?」
そこまで話した所でホークスが窓の空いていた相談室まで移動し、無事帰還出来たと思ったらこれまた目をかっぴらいた相澤先生が椅子に座ってこちらを凝視していた。先生も驚いたらしい。ホークスは変わらずニコニコと笑顔を浮かべ私の手にキスをする振りまでしてきた。リップサービスってやつ?こんな状況じゃなきゃ間違いなくホークス推しになってるね。でも突然振り回されて割とムカついてるからそんなことされても今夜の夕食は鶏肉にしようとしか思わないぜNo.3!!!
私は振り回すのは好きでもされるのは嫌いなんだ!!!!
「で、返事は?」
『お断りします』
そして冒頭に戻る
公安委員会直属のヒーロー?なに?奴隷になれって言ってんの?絶対お断りだが?????
ホークスは断られることも想定内だったようで笑顔のまま私を見つめてきた。
なんだ、公安仕込みのハニートラップでもする気か?ふん、私はそんな安い演技で落とされるような女じゃないのよ。なんてたって私は元公安であるマキマさんの身体を持っているんだからね。
『…』
彼の三日月に歪んだ瞳は温度を持っていなかった。
「まどろっこしいのは嫌いなんでね。単刀直入に言いますよ」
「君、断れる立場だとでも思ってるの?」
「ホークス」
「神野区で起きたこともう忘れました?」
『…』
「岸辺さんも詰めが甘い。公安にバレないとでも思ってたんですかね。」
「大人って意地が悪いからさ、初めから君に選択肢なんて与えていないんだよ」
「で、どうする?」
「早川マキマ」
『…、…』
ふぅん、脅してんの。
この私を。
「早川、先に戻ってろ」
「先生!これは俺と彼女の話ですよ」
「なら何故俺を呼んだ。彼女の意思だけでは決められないことだろう」
『"鷹見啓悟"君』
「…、は」
『公安直属なのに演技が下手ですね。素知らぬ顔をすれば誤魔化せたのに。』
詰めが甘いですね。
彼を真似てニコリと笑ってやると、お揃いの金色の瞳が確かに揺らいだ。
『しつこい男は嫌いなの。フラれたんだからさっさと諦めてくれる』
『神野が何?公安が何なの?』
『そんな安い売り言葉でマキマが思い通りになるとでも?』
『ねえ』
彼の右耳で密かに光る"ソレ"に視線を向けながら捲し立てるように言葉を続ける。
ホークスでも流石にこの展開は読めていなかったようで言葉通り開いた口が塞がらない状態だった。相澤先生も言葉を失った様子で私を唖然と見つめている。
やだ、イケメン2人に見られたら照れちゃう。
『父も許可は出さないと思いますよ。あの人公安嫌いなので』
「あ、うん、それは知ってる」
『じゃあ結論出ましたね。もう帰って良いですか?』
「…ああ、まあ、」
『じゃ、失礼しまーす』
未だ動かない2人は置いておいてさっさと帰ろ。晩ごはんは鶏肉がいいな、と心操君にLINEしようとしたら彼にしては珍しくメッセージが何件も届いていた。内容はホークスのこと、私の無事を確認するもので少し胸が暖かくなった。なんだ、君こんなに心配してくれるんだ。優しい奴だとは思ってたけどヒーロー志望は流石だな。でもヴィランでもなくヒーローが相手だったのに無事か確認してるのは面白いな。ホークス信用されてない説。
マ、心操君の心配とは真逆、私がホークスを脅すようなことをしていたのは内緒にしておこう。
「…」
『好奇心は鷹も殺すかもしれませんよ?』
「…すみませんでした、もう"コレ"は電源切ったんで、」
「腹割って話さない?お互いに。」
.
『私の"個性"把握してます?今の発言公安にとっては命取りだと思うんですが』
「勿論。全部分かった上で聞いてるよ」
『クビになっても知りませんよ』
「はは。そう簡単に首を切ってくれるとは思えないけど」
早川マキマ_雄英高校普通科1年
個性:支配
体育祭から派手に目立っていたし、公安も割と早い段階で目を付けていた。"支配"なんて、こっちにとっては喉から手が出る程欲しい人材だろうし。彼女の個性を知れば知るほど使い勝手が良いと思ったに違いない。
それでも今まで何のアクションも起こさなかったのは彼女の父親の公安嫌いのお陰だ。俺の幼い頃の訓練は彼女の父親に面倒を見て貰っていた時期もあるし、公安と関わる機会も多かったはず。最初から仲が悪い訳ではないらしい。でもいつからかあの人が俺の前に現れることは減って行き、数年前漸く再開出来た。そうだって言うのに対応は冷たいし本当薄情な人だ。
何故かバレた仕込んでいた盗聴器の電源を切り、彼女の隣に少し距離を置いて腰掛けた。
「俺の名前は…、貴女の父親から聞いたんです?」
『そんな情報漏洩しませんよあの人は。今の時代本名を調べるくらい朝飯前じゃないですか』
「そうかもしれんけど…うーん、」
『悪用しないんで安心してください』
『神野のこと、ほんとはホークス何も知らないでしょ』
「…!…驚いたな、」
『カマかけただけでしょ?どうせ偉い人に神野区って言えば従うよとでも言われたんでしょムカつく』
「まあそうなんだけどさ、そんなに怒らないで」
『明らか下に見てますよね?ほんとそういうの辞めてください腹立ってうっかり公安委員会の秘密暴露!!みたいなサイト立ち上げますよ』
「うん、ごめん、ホントごめん。辞めて。」
この子何者だよ一旦。
なんか何隠しても全て見破られる気がする。というか下手に隠した方が危ない気がする。本当この子何者?まだ学生って末恐ろしいな。
俺の内心の焦りとは反対に彼女は気持ちが落ち着いたようで俺の羽を弄って遊び出した。何この子。超度胸あるじゃん。普通味方かどうかも分からない相手の武器になり得る身体の部位触る?なんかもう面白くなってきたな。
「君面白いね。俺の所にインターン来ない?」
『マジかNo.3におもしれー女認定されちゃった。死んでもお断りです。』
「えー?良い勉強になると思うけどなぁ」
『私飛べないのでホークスに着いて行けないですし。てか着いて行くだけとかクソつまらんでしょ』
「結構ズバズバ言うね」
「うん、君気に入ったよ。上には手酷くフラれましたって伝えておくよ」
『No.3をフった女として認知されるの背中刺されそうで凄く嫌です』
「君ならまず背後取らせないでしょ」
『それは勿論』
「勿論なんだ」
早川マキマ、君きっと大物になるよ。
『お、今夜の夕食は鶏肉に決まりました』
「もしかしてそれ俺への当てつけ??」
早川マキマ
先輩と仲良くしたり友達と一緒に訓練したりと充実した日々を送っているJKちゃん。
天喰先輩にちょっと避けられてて悲しみ!!よし!!素直にお気持ち伝えてみよう!!!(狂)結果的には距離を置かれたままだった。先輩チェリーボーイだね。
ホークスに突然お姫様抱っこされて背後に宇宙抱えた人。腹の中で何考えてるか分からないしNo.3おっかねぇ〜と内心思っていた。その日のC組の晩ごはんは鶏肉オンパレードでした。
公安?なに死ねってこと?いや死んでも嫌ですけど?
ホークスにスカウトされたことを燈矢くんに知らせた翌日、学校にプロヒーロートーヤからのインターンのお誘いが届いた。丁重にお断りした。
通形先輩
成り主は体育祭で優勝した子だし自分も割と注目してたから突然凸られてびっくり。ウェルカム!!真の陽キャ。
普通科だし経験もまだ浅いだろうと思って易しく説明してたら想定の何百倍も強くて実力あるみたいでまたびっくり。成り主が緑谷に背負い投げされたことをずっと根に持ってるのが面白くてツボ。笑い下戸。
天喰先輩
説明は出来ないし自分でもよく分からないけど初めて会った時成り主に恐怖心を抱いた。野生の勘。それ正しいよ。
顔が綺麗な後輩に突然嫌いにならないでって至近距離で言われてキャパオーバーした。嫌ってないです…ただ謎の恐怖心と成り主の顔の良さにビビってるだけ。ノミの心臓未だ治らず。
ホークス
公安の偉い人達から雄英生をスカウトしてこいと言われて理由もハッキリと聞かされないまま飛んできた人。
成り主が勝手に出て行こうとするからそれを止めたら羽燃やされそうになってちょっとヒヤリとした。と思ったら本名暴露されて盗聴器を仕込んだことも位置も全てバレて流石に素が隠せなかった。神野区のことは何も知らない。え?なんかあったんですか?
思ったことすぐ口に出すしさっきまであんなに警戒してたのに自分の羽で遊び出して毒気を抜かれた。ふーん、おもしれー女状態。
スカウトは雑にお断りされた。
相澤先生
教え子がホークスと窓から現れて目かっぴらいた。
成り主とホークスが出て行った後の部屋で一人仮眠を取った。たくさんねてくれイレイザー。
「あれ?早川さん!」
『緑谷君…A組のみんなと、先輩方まで。』
「やあ!早川さんも呼ばれたのかい?」
『はい。私は多分イレイザーのおまけなんですけど』
死穢八斎會討伐チームに何故かお呼ばれされちゃいました!!嫌!!メイもう帰る!!!
相澤先生から突然教えられてびっくり時が止まったかと思った。ええ…?ヤのつくお仕事の人達と関わらないといけないんですか…?私ただの普通科生徒なのに…?
イレイザーのおまけ、と言ったのは私も個性の使用を一時的に止めることが出来るから、という理由で呼ばれたはずだからだ。珍しいもんねこの力。だからってぺーぺーを現場に呼ばんでください
みんなと雑談していると相澤先生に呼ばれて少し離れた所まで歩いて来た。
先生が止まったので目線を上げるとそこには特徴的なネクタイ。
おや、
「彼はサー・ナイトアイだ。名前くらい知ってるだろ」
「君が早川マキマか。よろしく頼む」
『…』
『すみません、握手は断らせてください』
「…!」
"見られる"とちょっと困るものがあるので。
サー・ナイトアイの鋭い瞳が僅かに開かれた。ニコリと笑って見せるとすぐに目線を逸らされた。
「…」
「君の父親には昔随分と世話になった。」
「そして今回、娘である君の力を多く借りることになるだろう」
「先に挨拶がしておきたくてね。その冷静な観察力と判断力は…確かに、彼に似ている」
そう言って少しだけ笑って見せた彼の瞳には、私の未来なんてものは見えなかった。
身体を、貫いた。
皮膚が、肉が裂ける音が耳に嫌に響いた。
『ナイトアイ』
「ッ、マキマ!!!何故、」
『ふふ、』
貴方に、こんな所で死なれては困るんです。
『……これは命令です』
『"私に、従え"』
「!」
お前の壮大な野望も、過去も、組長への尊敬も全部全部どうだっていい。
ただ、私に従っていればいい。
『"眠りなさい"』
『この"バケモノ"が。』
はは、どの口が言ってんだよ。
to be continued…?
























