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サブエピソードその5 シャリアのグルメ

たかてんたかてん

この物語では原作のネタバレが含まれております。先に原作を読んでいただけるとより物語を楽しむ事ができます。それでも大丈夫な方はどうぞ、お読みください

天気は晴れ。初夏の日差しが中央都市に光を降り注いだ。

気温は24度であるが少し暑い程である。

街に設置されたスポットクーラーから冷気を発生させ通る人間の火照った身体を冷やしてくれた。

そんな中で額に汗を浮かべる人達の中で涼しいそうな顔を浮かべる人間がいた。

髪と髭を綺麗に揃え夏服に身をこなし腕には高価な腕時計を身につけていた。

「喉が乾きましたね」

彼の名は「シャリア・ブル」ジオン軍人である。

現在彼は行方不明になったオメガサイコミュ搭載したガンダムクワックス。

ガンダムクワックスのパイロットがこの都市にいることを突き止めるとシャリア・ブルは一人で調査することにした。

「落ち着ける場所を探しましょうか」

シャリア・ブルは汗を一切だしていなかったが暑い中をしばらく歩いていた為に喉を乾かしていた。

大通りを抜けて少し歩くと喫茶店「アンティーク」を見つける。

ねんきの入った建物であり。店内に人はあまりいない。

シャリア・ブルは乾いた喉を潤す為にお店に入る。

「いらっしゃいませ!ご自由にお席どうぞ!」

若い男の店員が答えるとシャリア・ブルは適当に席に着いた。

店内は落ち着いた音楽に古い時計の音と座り心地の良い椅子を用意していた。

「このお店は正解のようです」
「メニューです」

店員からメニューを受け取るとシャリア・ブルは「アイスティー」っと注文した。

すぐに冷水に入ったコップが運ばれてきた。

「水は無料です。ではすぐアイスティーお持ちしますね」
「ありがとう…ゴクゴク」

シャリア・ブルは冷水を一口飲み喉を鳴らす。

乾いた喉が一気に潤いを取り戻した。コロニーで飲む水とはまた違う味を感じ取る。

「悪くはないですね」
「お持たせしましたアイスティーです!」

店員の持ってきた。アイスティーを受け取る。

シャリア・ブルはアイスティーを手に取りカップに注ぐと一口飲む。

「美味しい…アイスティーもこのお店の自作のようですね」
「暑いの少しここで休もうイヅツミ」
「センシ、ここにする」

店内に入ったセンシとイヅツミは席に座ると店員に食べ物を注文する。

店員はすぐに持ってくるとセンシとイヅツミのテーブルにハンバーガーとポテトとオニオンフライ、コーラを並べる。

シャリア・ブルはセンシ達のテーブルを見つめる。


「ではいただくとするか」
「うん」

イヅツミはハンバーガーから野菜を抜き取りセンシのハンバーガーにのせる。

シャリア・ブルは店員を呼んだ。

「おまたせしました!ご注文は?」
「あのテーブル席の客と同じ物をお願いできないでしょうか」
「かしこまりました!すぐお持ちしますね」

シャリア・ブルから注文を受け取るとすぐに店員は厨房に入る。

センシとイヅツミは美味しそうにハンバーガーを食べていた。

シャリア・ブルは戦争中に友人と共に食べた。

自動販売機で売られていたハンバーガーの味の感想をシャアと話していた事を思い出していた。

「あなたは何処で何をしているのですか?」
「おまたせしました!ハンバーガーとポテト、オニオンフライとコーラになります!」
「これは…ボリュームありますね」

シャリア・ブルはハンバーガーを手に取ると口を少し開けてハンバーガーにかぶりついた。

弾力とシャキシャキとジューシーと口のなかで旨味が広がる。

「うまい、こんなに美味しいハンバーガーは今まで食べた事がありません」

シャリア・ブルはそう言うとコーラを手に取る。口に残った油をコーラの液体が洗い流してくれた。

「美味しい」
「いい食べっぷりじゃ」

センシがシャリア・ブルに声をかけるとイヅツミはテーブルにあった。ポテトをつまんでいた。

「失礼、ワシはドワーフのセンシじゃ、あなたの美味しそうに食べる姿を見てつい声をかけたくなりました」
「いえとんでもない。むしろセンシさんにお礼を言いたい、わたしはシャリア・ブルと言います」

センシとシャリア・ブルは同じ席に座りイヅツミを挟んで二人は楽しい話し合いを過ごす。

そしてイヅツミが少し眠くなったタイミングでセンシとシャリア・ブルはアンティークから店を出た。

「センシ、とても有意義な時間でした」
「ワシもじゃ。ところでそのパイロットは、何か特徴はなかったか?」
「写真があります」

シャリア・ブルは写真を渡すと一瞬で写るパイロットの姿があった。

「これが機械人形を操るパイロット」
「何かご存じないでしょうか」
「これデパートで見たことがある」
「イヅツミそれはまことか?」
「うん。地下デパートの方に行ったよ、おじさんどうするの?」
「それを確かめる為にここにきたのです、案内お願い出来ませんでしょうか?」
「いいですとも共に行きましょう、シャリア」
「ありがとうございます。センシ」

シャリア・ブルはこうしてセンシとイヅツミと共にサクラダヤングライフデパートに向かうのであった。

— End —

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