日本 池袋シティ 中央公園
転移魔法陣から光を帯びるとライオス一行が池袋に転移した。
「わぁー!見てライオス!あっちのお店みたことないの売っている!」
「マルシル迷子になるなよ、しかしなんか俺ら視線多くない?」
ライオスは近くの誰でも飲めれる水道水の蛇口をひねり一口飲む。
「シュローの聞いていた話とはまた違うが、ここは水が豊かな国だ。」
「姉ちゃん!あの屋台からクレープ売ってる!クレープ!」
「マルマルッズはしゃいでいるね」
マルシルとマルの二人組を【マルマルッズ】と呼ぶキルコは隣でセンシとモチヅキが顔色が悪そうにしていた。
「ウエー」
「お家に帰りたい、あと牛丼が食べたい」
「よしよし」
チルチャックがモチヅキを励ます。
「おいライオス、モチヅキがホームシックだ」
チルチャックがそう言うとライオスは公園にある無料飲水場で水を飲んでいた。
「そうだね。家まで送るよ」
「ボクも一度は高専に帰えって報告しないと、多分消息不明になっているよ」
「え〜?マルシル達と観光したい」
家入硝子は「面倒くさい」っとスグルに伝える。
様子を見かけた五条悟は高専に行く気分ではなかった。
ケータイから呪術高専に連絡してモチヅキの会社に適当に話を合わせておいてと伝えた。
公安と魔法協会に目をつけられた。呪術高専に帰っても身柄を引き渡されるだけだろう。
「スグル。しばらく高専に帰らねぇ方がいいよ、俺達のこと公安も知っているだろう」
「それもそうか…」
「それより移動するまえに着替えないとダメだね」
「キルコちゃんどうしてだい?」
「ライオス達の格好が目立つでしょう?」
シュタルク達の見たと来ない服や装飾品を見て公園の人達は通り過ぎながら不思議な目で見ていた。
「クロエ何処か着替える場所ないか?」
シュタルクがそう言うとクロエはここの市内の地図を見せた。
「デパートにいこう!」
「デパート?聞いたことないな」
「クロエ。なんだそれは?」
ライオスとセンシが分からないという顔をするとクロエはデパートにライオス一行を案内することになった。
サクラダ・ヤングライフデパート
ライオス一行はクロエに案内されたデパートでこの街に合わせた服に着替えることになった。
ライオスとファリンは着替え終えるとマルシルが更衣室から現れる。
いつもの魔法使いのローブから着替えマルシルに似合う服装に着替えていた。
「似合うよマルシル」
「素敵!」
「ありがとう、ライオス、ファリン!センシとチルチャックは?」
「もうみんな着替えて待っているよ」
マルシル、ファリン、ライオスは仲間と合流するとイヅツミ達の姿を見てマルシルは笑顔になる。
「似合ってる!」
「フ…ありがとうよ」
「ふむ…中々こういう服装は少し慣れるのに少々かかりそうじゃ」
センシはそう言うとデンジや善逸、五条悟達も着替えている。
クロエとエミリア、フォスの格好はアイドルの様な姿をしていた。
「えへへ…似合うかな」
「うむ、とても素敵だエミリア」
「ありがとうセンシ!」
「ボクもフリフリ?これ気に入った!」
「フォス改めて思ったが、全身の体は宝石で出来ているんだな」
ザインがそう言うとまじまじと見ているとフォスが「えちぃ!」っと伝えるとフェルンとチュチュがザインを見る。
「「最低」」
「なんで俺だけ…!?」
「じゃあ、着替えたところでモチヅキ姉ちゃん迎えにいこうぜ」
デパートに寄る前にモチヅキの家に送ったライオス一行はモチヅキが空腹に倒れないようにセンシの弁当を渡してそのまま別れた。
マルがそう言うとライオスは「待ってほしい」っとマルに伝える。
「彼女はたまたま転移に巻き込まれた人間だ。このままいつもの日常を返してあげよう」
「ちょっと寂しくなるな、いつも幸せそうに食べるモチヅキさん見て面白い人だなって」
シュタルクはそう言うとゲゲ郎も少しため息をする。
「ワシもあんな良い食いっぷりする人間は中々いない残念じゃ」
「そうなんだ…うん?」
マルはデパートの通路から歩く人間を見る。頭の上に輪の様な形をした帽子を被っていた。
「あれは麦わら帽子だよ、外は夏になっているのかな?」
「いま外は四季がめっちゃくちゃになっているみたいよ、祠を壊したらこんな大変な事になるなんて、想像出来なかった」
ニカ・ナナウラは、そう言うとマルは麦わら帽子を目線で追いかける。
「そういえば、キルコとマルは天国を探していると言っていたのあの麦わら帽子は違う大陸で【天使の輪】と呼ばれている」
「天使の輪ですか?」
「ある一人の男は何もない砂漠に種を撒いてやがて砂漠は緑豊かになり実る生命は天使が誕生した古くからの言い伝えじゃ、」
「まるで魔法みたいね」
マルシルはそう言うとキルコは少しだけ考えた。マルを天国に連れて行く目的はあれで救われる。
もしくは何か果たす目的が天国にあるが、古い伝えが、どこかしら旅する目的と類似している。
(まさか…そんな訳ないよね)
「お主達の目指す【天国】も天使達がおるかもしれん」
「おーい!マルシル、デパ地下にいくぞ」
「待ってよ!」
マルシルが向こうに行くとキルコとマルも今は祠を戻す為に考えようとライオス達と共にデパ地下に向かった。







はじめまして!見てると素敵!