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閑話二 秘蔵ファイル『蒼い羽』

三日月悲愛三日月悲愛

現在2025年12月4日18:54 CODのアプデが来るのを今か今かと待ちつつ、閑話をしっかり書き切りました。 ・・・ね、ここから物語は加速していきますよ。 少ししたら第五話の執筆に取り掛かります、鉄は熱いうちに打てとよく言うでしょう。 2025.12.4 三日月悲愛 同日20:15追記 CODアプデ来たのでスタンバイモードにして作業開始致します。 現在時刻2026年3月19日20:29 えー、Chromeでキャプション書いていたら一瞬で消え去ったので書き直しております。 ・・・・・は? いや、まぁ私にも不手際があったんでしょうが大真面目に地獄すぎて笑えないですな(ガチ目なことを言うとここ連日ハードスケジュールすぎて、カチンときたが長々と書くつもりはないので次行きましょう) 何書いたのか忘れてしまいましたが、朧げながらX(旧Twitter)で投稿した予告についてを簡単に書いていたく気がしなくもないのですが・・・何を書いたかは忘れました。 ただ、重要ポイントではある次回予告は書かせていただきます。 (切り取り線) ダスト・ウォールのハイウェイでのカーチェイス、ベリル港第四倉庫で発生した立て篭もり事件、短期間で発生した二つの事件で共通しているのが犯罪組織『ブラック・ハート』が関係していると言うこと。 そんな中、ブルーバードもとい()はある情報に気づきゲイツに連絡を取った。 そして、ブルーバードの新たな任務『蒼色の任務』が開幕する 2026.3.19 20:51 三日月悲愛

2097年4月17日23時05分 ダストウォール:とあるマンションの一室

真っ暗な部屋の中でPCとそれに接続した複数のモニターの前に座るメアリー。
かなりの時間没頭してるようだったが、玄関の鍵が小さくカチャリと鳴ったのを聞き逃さず徐に立ち上がりリビングに向かった。

「おかえりなさい、ゲイツ」
「メアリー、まだ起きていたのか?」
「うん『秘蔵ファイル』ずっと読んでた」

ソファに座っているゲイツは何かを察したように「マジか・・・」と一言呟きPCの光が漏れているメアリーの部屋をチラと見るとガジガジと頭を掻いた。

「ダメだった?」
「いや、ソレを渡したのは俺だしな見ても良いって言ったのも俺だしな」
「うん、それにしてもすごい資料だね」
「まぁな、俺はまだ中身を見てないがブルーバードからも了承を得てこっちに移る時にそれを貰ったんだ、あくまでも中身はデータ化したもののコピーとかって言ってたけど、本部の移動と同時に上層部の連中も総入れ替えになったのもあったからな」
「そう言うことしてるから上層部の人達に追い回されたり監視されたり、嗅ぎ回されたりするんじゃないの?」

ゲイツはシレッとメアリーから視線を逸らしたが、再び彼女の目を見て

「まぁ、やっちゃダメなことではあるが・・・アレだよ、そう言うことしないと君を救うことだってできなかったかもしれないんだ」
「そこに関しては感謝してます、それにそう言うことがあったからこそ私に『バックアッププラン』の任務をくれたんでしょう?」
「当然だ、君を護るため・・・そしてバックアッププランが発動する時には俺やブルーバードと同程度に信頼できる人がきっと手を差し伸べてくれる」
「・・・そうだね」

瞬間的にメアリーの瞳から光が消えた、照明の当たり方なのかと思われたが違う。
分かりやすく彼女の目からハイライトが消失しているのだ。

「あのさ、ゲイツやっぱり私も前線に出たい私もブルーバードの為に、それに今は裏方だけどゲイツが発足したチームの一員としてもっと役に立ちたい」
「ダメだ、君を前線には出せないあまりにも危険すぎる」
「でも、ゲイツや███は前線に出て危険な任務をこなしてるのに私だけ安全な場所からサポートをするだけなのは辛いの」
「しかし・・・」
「かつて、誰からも賛同されず称賛されずとも人々を守り一つの街を護り続けたある人は言った『この街にもう一度平和を取り戻せるのなら例え独りでも闘える』ってあのファイルには書いてあったの、それにその人は不完全ながらだけど本当にそれを実行して魅せた」

「天高く翔いていけるほど力強く真っ蒼な翼を持った自警団『初代・ブルーバード』」

ゲイツは何も言い返せずに黙りこくってしまった。
メアリーの瞳にはいつの間にかハイライトが戻っており更に続けて

「『バックアッププラン』のキーに私を選んでくれたのは確かに嬉しいし、心から感謝してる・・・だけどこの人の信念も一理あると思うの仮にゲイツ達が居なくなってから透明人間みたいになって、財団からの監視からも外れて周りの人間が手を差し伸べてくれない苦しい状況でも前線に立って起死回生の一手を考えて反撃をする、こう言う人に私もなりたい」
「確かにメアリーには俺達には想像もできないほどに素晴らしい潜在能力を秘めているのは知っている、だけどそれは今じゃない」
「ゲイツ・・・」
「ダメだと言っているんだメアリー、頼むから分かってくれ・・・!」

メアリーの瞳から一筋の涙が流れる、ゲイツは彼女に触れようとしたが彼は伸ばそうとした手を引っ込めた。
『傷つけたくない』と言う、ただそれだけの信念が最愛の人であり護らなくてはならない人である彼女を傷つけてしまったのだ、ゲイツはキュッと唇を噛みしめた。

「・・・あの日、助けてくれたこと今もずっと忘れていないし改めて感謝もしているよ、それこそ信頼している仲間なのに・・・どうして?」
「あくまでも今はその状況じゃない、それに君だって分かっているはずだブラック・ハートだけじゃなく財団もそうだが、君のような希少な存在を知れば私利私欲の為に利用するもの達だって現れる・・・そんな大切な仲間をそう簡単にそういった連中へ渡すつもりはない」
「・・・・・」
「メアリー、君には護ってくれる人が必要だバックアッププランの一件についてだが君を筆頭に意志を託せそうな役者が揃っているんだ、彼らのことを例え心から信頼できなくても、力を貸してくれる人がいることを忘れないでくれ・・・だって君は​───」
「ゲイツ」

話を遮る形で放たれた言葉は冷静で、落ち着いているように見せかけて色々な感情がグチャグチャに混ざり込んでいるような声だった。
そして一言だけ「死なないでね、おやすみなさい」とだけ言い自室に戻り静かにドアを閉めた。

「死なないよ、絶対とは言いきれないがメアリー・・・君が表立って陽の光の下で生きていけるようになるまで俺は死なない」

少ししてテーブルに一つ置いてある無線に連絡が入った。

「こちらブルーバード、メルト応答を」
「こちらメルト、聞こえているぞブルーバード」
「メルト、昨日の事件のことなんだけど​分かったことが一つ────」

The road to purgatory has begun to be built.

— End —

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Sakuria
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