瑞希「最後の心霊スポットになりま〜す」
絵名「ここって学校?」
瑞希「何でも音楽室に幽霊が出るって言うウワサなんだ。ピアノがすごく上手い生徒だったらしいだけど周りからの期待に潰されて最後には・・って感じで、校舎自体は古くなってるから取り壊しとかあったらしいけど、いつもなんか事故が起きちゃうからそのまま放置されているんだ」
絵名「だからなんでそういう話いちいちしてくるの・・・」
瑞希「せっかく心霊スポットに来てるんだから、そういう話をしたほうが、、、」
まふゆ「“期待”か、、」
瑞希「あっ・・・」
まふゆ「それでよかったのかも、その子にとって何にも考えなくて済むのなら」
絵名「えっ?なんでよ」
まふゆ「……そのほうがずっと楽だから」
瑞希「まふゆ…」
絵名「みんなと旅行してる時にいうことじゃっ・・・ってちょっと」
奏「校舎の方に行っちゃったね・・・」
瑞希「待ってまふゆ!奏、絵名、ボクたちも一緒に行こう」
絵名「もー、勝手な行動しないでよね!」
[校舎内入り口]
瑞希「気づいたら校舎まで入ちゃったね」
絵名「もうだいぶ時間経っちゃったから外で待っとく?」
奏「そうだね、まふゆもしばらくしたらくると思うし」
瑞希「____あれ?」
絵名「どうしたの、瑞希、早く扉開けてよ」
瑞希「それがびくともしない」
絵名・奏「えっ・・・?」
瑞希「さっきは開いたのにどうして・・?」
奏「、、っあれ?瑞希ここってもう使われていない学校なんだよね?」
瑞希「うんそうだよ、うわさがされるようになってから人もあまり寄り付かなくなったから肝試しスポットになってるだけだけどどうかしたの?__」
奏「下駄箱の上の看板に“”桜水中へようこそ!“”っって書いてある・・・」
瑞希「え!?ここは廃校舎だしそもそも桜水中なんて聞いたことがないよ……」
絵名「もしかして閉じ込められた!?」
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[廊下]
瑞希「このままここにいるのも事が進まないからとりあえず空いてる教室入ってこれからどうするか話そうっか」
絵名「道中でまふゆに会えればいいけど」
奏「そうだね、さっき確認した感じ窓とか外に出るルートはなくなってるみたい」
瑞希「じゃあまふゆを探しなからこの学校を探索していこう!」
絵名「何で瑞希楽しそうなのよ・・・」
奏「それにしてもこの校舎そんなに古くないように見えるね」
瑞希「木造建築じゃなくなったからじゃない?さっき外から見る感じ廃校舎自体は年季はいってたからね」
絵名「えっ、、ちょっと2人ともおちつきすぎじゃない?異世界に飛ばされて閉じ込められてるんだよ!」
瑞希「ちょっと絵名、こういうのは楽しんだもん勝ちだよ!いつまでも驚いているんじゃなくて状況に適していかなくちゃ」
絵名「そんなこと言ったって・・」
奏「あっ、、!あそこにいるのまふゆじゃない?」
まふゆ「やっとみんなに会えた、校舎入ってしばらくしたら出られなくなったから」
奏「私たちも安心したよ、このまま会えなくなっちゃうかと思ったから」
まふゆ「そういえば、探してる途中で開いてる教室見つけたよ」
瑞希「よしっ!もしかしたらこの学校から出られるかもしれない」
絵名「えっ!?ちょっと瑞希それどういうこと?」
瑞希「みんな【こっくりさん】って知ってる?」
奏「【こっくりさん】って都市伝説で有名なあの?」
瑞希「そうそう放課後誰もいない教室で【コックリさん】をして『明日の体育何する』とか『〇〇さんは誰が好きとか』そんな他愛のないことを聞くのがよく知られる話なんだ。
質問したら必ず答えてくれて、絶対当たるから、今のこの状況を抜け出すために1番適してるのが【こっくりさん】だと思ってるんだけど、みんなどう思う?」
まふゆ「・・・もしそれ以外方法がないのなら私はやってもいいと思う」
絵名「ちょっと!そんな確実性のないことをやるの!?」
まふゆ「絵名は怖がりだから」
絵名「うるさい!!・・・奏はどう思う?」
奏「私はどっちでもいいけど、出られるんだったらまふゆがそう言ってるし、いいと思うよ」
絵名「奏まで・・・はぁ、私もここから出たいのは同じだから瑞希のいう【こっくりさん】をやるわよ、、」
瑞希「オッケー、みんなからの了解をもらえたので早速やっていこう!」
[教室内]
まふゆ「・・・で教室来たけど」
瑞希「それじゃ、する前に・・さっきある程度は話したけど【こっくりさん】自体はどれくらい知ってる?」
奏「私はさっき瑞希が話したように学校で【こっくりさん】を呼んで色々質問して帰ってもらう話を見たことがあるよ」
まふゆ「私も奏と同じだけど、呼んだ【こっくりさん】が帰らずに呪いをかけてくるタイプが多いかな」
絵名「やっぱり危険なものじゃないの!」
瑞希「その感じだと絵名は全く知らないみたいだね」
絵名「私はそう言ったものは信じてないからね!」
瑞希「わかったよ・・・そうだ!教室の机を囲めるように一つ用意してて、ボクたちは準備あるから」
絵名「確かに私は手伝えそうにないからね、ちょっと待ってて」
瑞希「絵名が机を用意してるからその間に【こっくりさん】を呼ぶ紙作っておこう!ちゃんとしたやり方があって・・・」
奏「確か紙に五十音と上に鳥居を描いてその両隣に「はい」と「いいえ」を書くんだよね」
まふゆ「奏、ちょっと違う。まず紙に「はい」と「いいえ」を書いてから、間に鳥居を書くんだよ」
瑞希「そしてその下に五十音と数字を書いたら完成だよ、でもそれじゃ面白くないから「?」とか「!」も書いとこ!」
奏「私のは記憶違いだったかも、、」
瑞希「調べた感じ地域ごとに分かれてるし、時代によって変化があって色々な方法があるらしいから、気にしなくていいし、これは一例に過ぎないから大丈夫だよ」
絵名「みんな準備できたわよ、でどうしたらいい?」
瑞希「絵名の方も終わったみたいだから今からやり方を言うけど絶対に破っちゃダメだよ、特に絵名。さっきまふゆが言ったみたいに呪いが降りかかってくるからね」
絵名「でも都市伝説っていうんだから噂に過ぎないんでしょ、そんなに呪いってすごいの?」
まふゆ「私が知ってる話は最終的には階段から落ちたり、事故に遭ったりしてた」
奏・絵名「え・・・」「そんなことなっちゃうの!?」
瑞希「もしかして奏は見たことなかった?」
奏「うん、見てた話は全部無事に終わってたから」
瑞希「そっか、じゃあ奏も気をつけてね。これは間違えると本当に災いが襲い掛かる降霊術だから」
まふゆ「確か【こっくりさん】は狐や狸の神様が一般的だったよね」
瑞希「さすがまふゆ!ちゃんと守れば例外を除いて安全に終われるし、都市伝説の中でも比較的死亡率は低いから」
絵名「例外が気になるけど・・本当に【コックリさん】をすれば帰れるのよね?」
奏「もし無理そうならここに閉じ込められたままになっちゃうね」
瑞希「そういえば、忘れてたけど誰か10円玉持ってる?指を乗せて使うんだけど」
絵名「え?急に言われてもそんなもの持ってないわよ」
まふゆ「私もない」
奏「あれ?ポケットに一枚だけ入ってたよ、10円玉で良かったんだっけ」
瑞希「奏ありがとう!もしなかったら紙作っても【こっくりさん】できなかったからね。
ボクの知ってる他の【こっくりさん】を呼ぶ方法は10円玉じゃなくてもできるけどなんせ廃校舎だからあまり期待はできなかったから」
まふゆ「瑞希、【こっくりさん】を呼ぶやり方を教えて」
瑞希「まず最初に鳥居のところに10円玉を置いて、みんなの人差し指をおく、そして「こっくりさん、こっくりさんおいでください。おいでなさったら、「はい」のところへ行ってください。」と言って「はい」のところへ移動したら、こっくりさんが来たことになるんだ。そして、「こっくりさん、鳥居のところへお戻りください。と言って質問ができるようになるよ」
絵名「なんか胡散臭い」
奏「でも絵名、私も最初はそう思ってたけど、実際に動くから」
まふゆ「この時に1番大事なのは絶対に指を離しちゃダメってこと」
瑞希「そうそう呪いを受けることになるけど、指を置いてるみんなで言わないと意味ないからまだ大丈夫だよ」
まふゆ「瑞希、先にやり方最後まで言った方がいいんじゃない?きっと呼んでる途中で説明すると戸惑ってうまくいかないかもしれないから」
絵名「いちいちうるさいわね、、」
瑞希「あはは、絵名はいつも通りだね。えっとそのあと10円玉が動くから【こっくりさん】が来てくれまるからまたみんなで「こっくりさん、こっくりさん鳥居のところにお戻りください。」と言うよ。これが【こっくりさん】に質問したい時の前にいう言葉だね。
それで最後、【こっくりさん]に帰ってもらう時は「こっくりさん、こっくりさん。おかえりください。」って言って鳥居のところに移動したら一連の流れは終わりだよ。それで一つ気がかりなことがあるんだけど・・・」
奏「瑞希、どうしたの?」
瑞希「実はここからが問題で、さっきの指を離したら呪いが来るっていうのはまだ何とかなるんだけど、呼んだ【こっくりさん】が帰ってくれない場合があるんだよね」
絵名「・・もしかしてさっきの例外ってそれ?」
瑞希「質問が難し過ぎたり、量が多かったり、もしくは呼んだだけとか色々事例があるんだけど大抵【こっくりさん】を怒らせて帰らないってことが多いらしいんだ」
まふゆ「奏の知ってる話は呼び出した【こっくりさん】が優しかったり、受ける被害があまりなかったりしたと思う」
奏「確かに・・呼び出した霊が守護霊だったり、動物とかだったりした気がする」
まふゆ「そういった霊は帰らなくてもあまり影響はないけど、呼び出した場所が神社とか自殺者が多い場所とかは怨念とかが引き寄せられやすくて、こう言った降霊術は危険とされてるよ」
絵名「そう言った霊を怒らせたらやばいってこと・・・?」
瑞希「まあ例外だからそこまで気にしなくもいいけど、ここの場所がよくわかってなくて元の場所にあった廃校舎なら、来た時に話した生徒の幽霊が出るくらいだと思うけど、名前も地域もわからない学校だからねちょっとそこが心配なんだ」
まふゆ「とりあえず【こっくりさん】を呼んでみよう、このまま話してたとしても現状は変わらないと思うから」
奏「そうだね、あとは呼び出してから考えよう」
絵名「もし、何かあったらみんなで何とかするわよ!」
瑞希「じゃあ始めるよ、みんな指置いて、____」
『こっくりさん、こっくりさん、おいでください。おいでなさったら「はい」のところへ行ってください。』
絵名「え!本当に動いてる、誰か動かしてないよね__?」
瑞希「ほら絵名びっくりして指離しちゃダメだよ、あるあるなんだから」
まふゆ「確か、、指を離した人が呪いを受けてた」
奏「ちょっとまふゆ始まってから言わないで・・」
瑞希「よしっ!無事にこっくりさん呼べたけど、ここから出る方法聞くだけじゃもったいないからその前に何か聞こうよ!例えば・・あるあるだけど「明日は雨ですか?」__とか」
絵名「そんな平凡な質問でいいわけ?呼び出したこっくりさん怒らせたらいけないんじゃないの」
奏「さすがにこっくりさんもそこまで厳しいわけじゃないと思うよ」
まふゆ「・・・こっくりさん来たことだし、質問するために一回戻ってもらおう」
瑞希「オッケー!みんな一緒にいうよ」
『こっくりさん、鳥居のところにへお戻りください。』
瑞希「こっくりさん、明日は雨ですか?」
まふゆ「・・・『あしたははれ』、、、晴れみたいだね」
絵名「で瑞希ここから続けて質問するの?_それともまた鳥居に戻ってもらうの?」
瑞希「鳥居に戻ったら終わらないといけないからまだだよ」
奏「・・・私の曲でみんなを救えますか、、、」
絵名「ちょっと奏、いきなりどうしたの?」
瑞希「・・・『あなたしだい』・・・」
まふゆ「・・・」
絵名「自分で何とかしないといけないってこのこっくりさん無責任すぎない?」
瑞希「まあまあ絵名、こっくりさんもわからないこともあるって」
まふゆ「・・私は、、お母さんと、、、」
絵名「、、『がんばれ』・・・まふゆがどういう気持ちで言ってるのかはわからないけど_____私は・・才能を認められますか?
________『これからにきたい!』、、、瑞希!どういうことっ、、こっくりさんは絶対に答えてくれるんじゃないの?」
瑞希「もしかしたら呼び出した霊がいい加減なやつなのかもね」
絵名「は〜あ!?意味わからない!こんなやつに聞いても出る方法なんてわかるわけがないじゃん!奏とまふゆなんてさっきから黙ったまんまだし・・」
瑞希「あれ!?質問してないのに勝手に10円玉が、、」
奏「・・「ここからでたい?」」
まふゆ「『でるにはやってほしいことがある』」
絵名「『このがっこうの7ふしぎをみつけて』」
瑞希「『みつけてくれたらここからだしてあげるよ』」
「『それまで邪魔しないから、、しっかり楽しませてね・・・?」」
バチっ!
奏・絵名・まふゆ・瑞希「痛っ!」「っ!」
奏「文字と一緒に声が聞こえた・・・」
まふゆ「…奏?」
絵名「、、っ指離しちゃった・・・」
瑞希「大丈夫だよ、絵名。多分こっくりさんが離していいって、、、、、。みんな、しばらく休もっか・・」
奏・まふゆ・絵名「・・・うん」



















